第2戦はいつも通りの昼間のレース。やっぱMotoGPはこうじゃなくちゃ!
予選はロレンソにみせつけられた。2戦連続のポールポジション。ポールポジションのロレンソと2番グリッドのペドロサのギャップが0.6秒というのにただただ驚くばかり。タイムの出し方もルーキーらしいというか最初の段階でPPタイムなのにアタックしまくりタイムをガンガン削ってしまった。いくらMIの予選タイヤが良いとは言え2戦連続というのは偶然でもなくタイヤでもなくロレンソはただならぬスーパールーキーの証かも知れない。
決勝詳細はさておき雑感を語る。
ロッシやりました。今シーズン初の表彰台。しかもBSを履いての初めてのポディウム。激しいバトルは無かったもののYAMAHAとBSのパッケージがまとまり始めていることを占える。今後に期待が膨らむ。
中野選手もやりました。久々のシングルフィニッシュ!1年以上ぶりかな?そうか!HONDA移籍後初のシングルフィニッシュだ!とにかくめでたい。レース終盤追い上げてきたストーナーとのブレーキング競争を制しバーミューレンを抜くシーンはGJ。今後の自信につながると思いたい。HONDAから新しいエンジンをまわしてもらってもっと上位に食い込んで欲しい。
残念なのはストーナー。プレシーズンからDUCATIはストーナー以外みんなスランプだと思っているがついストーナーにまでスランプの予兆がきてしまった。BSのいいタイヤがロッシに優先されるようになったからか?なんて邪推をしてしまうがレース中二度もコースアウトしてしまうということは扱い憎いバイクになってしまっていると思われる。
面白かった映像としてはペドロサのオンボード映像でペドロサはシフトアップ時はクラッチを触らないことシーンだ。DUCATIみたいな機構がHONDAにも使われていると思われる。ヘイデンも面白いシーンを作ってくれた1コーナークリップ付近での肘擦りライディングを披露してくれた。予選ではエドワーズがやってのけたが,珍しいシーンを連日観戦してしまった。もしかしてこれがハングオンに続く新しいライディングスタイル?イノベーションの瞬間なのか?
ここ2戦だけみた感じでは今年はHONDA対YAMAHAの大激戦になりそうな予感がする。MotoGPファンとしては超楽しみでならない。
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