MacBook Proの内蔵250GBドライブでは容量が足りないというということは使い始めたときから薄々勘付いていたのだがついにどうにもこうにも生活ができなくなってしまったのでハードディスクの換装を行なう事にした。入手したのは国産320GBドライブ。巷には500GBもあるようだがSamsung製だけのようだ。となると俺にとって初モノになるし信頼性などに関して情報収集していないので今回の採用は見送った。
PowerBookを使っている頃からHDD換装をする際に重宝しているのが「これdo台」だ。こいつがあるとどんなベアドライブでもFireWireドライブとして気にせず接続することができるのでMacユーザとして大変重宝する。
新しいS-ATAハードディスクを「これdo台」を介してMacBookの外付けドライブとして接続できたら,[ディスクユーティリティー]を立ち上げフォーマットを行なう。フォーマット形式は[ジャーナリング]のみ。決して[大文字/小文字区別]を選んではいけない(理由)。フォーマットが済んだら既存ドライブの内容を新規ドライブへコピーする。ここで役立つソフトはCCC(Carbon Copy Cloner)だ。起動情報を含み丸ごとファイル単位でのコピ−ができる。ちなみにブロック単位のコピ−もできるが,今回はファイル単位のコピ−を利用した。久々にダウンロードして立ち上げたらメッセージが日本語化されていたのに驚く。操作は非常に簡単で転送元と転送先を指定してポチるだけ。あとはじっと待つ。(省電力設定で勝手にMacが寝ないようになっているか確認した方がいいかも知れない。)
自分の場合は待つ事6時間弱で新しいドライブへのデータコピ−は完了した。ログを眺めると途中に1ファイルだけコピ−に失敗したようだったが気にしない気にしない完全スルー。確認のため[option]押しながら[電源]ボタンを押して起動ドライブをFireWireドライブに選択してたところ問題なく立ち上がる事がわかったので一安心。最後の山場となるHDDの換装作業に取りかかる。
HDD換装に必要な工具は精密ドライバのプラスとトルクス(ヘクサロビュラー,星形ドライバ)が必須。
MacBook Proを裏返して裏面側面からネジを抜きまくる。続けること約20本。
ネジを抜け
蓋を開けキーボードを持ち上げると裏側にHDDが現れるので慎重にHDDを交換する。換装できたら今度は抜いたネジを余らせないようにひとつひとつキッチリ締める。ネジが余ってないか確認し,余ってなければOK(重要)。最後に電源を入れて無事立ち上がれば作業完了。
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