愛するテオブロココアは俺に断りも無くバージョンアップしていた。2年前にもポリフェノール量の変更にともなうマイナーバージョンアップをしていたが,今回はパッケージデザインもがらりと変わったのでメジャーバージョンアップと思われる。勘のイイ俺は近所のスーパーのココアコーナーでテオブロを見かけなくなったのでメーカーは在庫調整を行なっていると思うと同時にそろそろ新製品が出る。と予感していたのでそれほど戸惑いはしなかった。型落ち激安流通在庫を箱買いしようと近所を探したが空振りに終わっていたのは秘密。
新テオブロ
新しいデオブロが何処を変わったのだろう。リニューアルしたホームページでは2段ロースト製法というものが新しく導入されたようだ。パッケージには「マダガスカル産バニラ使用」と新たに加わった香料をアピールしてうる。スペックを比較してみる。テオブロについて調査するとマイナーチェンジを含め4度程モデルチェンジをしているようだ。初代(2004)テオブロから2005,2006,2008と定義し比較した。
ざっとココアの肝であるポリフェノール・テオブロミン・食物繊維を比較すると全ての値で見劣りしている。カカオ分63%というのがウリだったのにそんなキーワードはパッケージの何処を探してもみつからないしホームページにも紹介されなくなった。きっと値を晒せない程減ったのだろう。しかもパッケージ内容量も今まで260gあったのが230gと30g分少なくなった。
細かい話になるが1杯の定義が今までは1杯20gだったのに新テオブロは1杯17gとなった。上の表は1杯20gに換算し直して比較しているのも関わらず悲しい値。今後のために現行パッケージに掲載されている値を全て引用すると
過去のデータと比較するために1杯分を20gに換算し直して比較してみる。
新テオブロ
新しいデオブロが何処を変わったのだろう。リニューアルしたホームページでは2段ロースト製法というものが新しく導入されたようだ。パッケージには「マダガスカル産バニラ使用」と新たに加わった香料をアピールしてうる。スペックを比較してみる。テオブロについて調査するとマイナーチェンジを含め4度程モデルチェンジをしているようだ。初代(2004)テオブロから2005,2006,2008と定義し比較した。
テオブロ | 2004 | 2005 | 2006 | 2008 |
---|---|---|---|---|
カカオ分 | 不明 | 51% | 63% | 不明 |
1杯あたり(20g) | ||||
カカオボリフェノール | 526mg | 550mg | 590mg | 318mg |
テオブロミン | 211mg | 220mg | 240mg | 176mg |
食物繊維 | 2.4g | 2.7g | 3.0g | 2.2g |
細かい話になるが1杯の定義が今までは1杯20gだったのに新テオブロは1杯17gとなった。上の表は1杯20gに換算し直して比較しているのも関わらず悲しい値。今後のために現行パッケージに掲載されている値を全て引用すると
エネルギー | 67kcal |
---|---|
たんぱく質 | 1.7g |
脂質 | 1.6g |
糖質 | 10.6g |
食物繊維 | 1.9g |
ナトリウム | 38mg |
カカオポリフェノール | 270mg |
テオブロミン | 150mg |
テオブロ | 2004 | 2006 | 2008 |
---|---|---|---|
エネルギー | 81kcal | 84kcal | 79kcal |
たんぱく質 | 2.4g | 2.4g | 2.0g |
脂質 | 2.4g | 2.4g | 1.9g |
糖質 | 11.1g | 9.5g | 12.5g |
食物繊維 | 2.4g | 3.0g | 2.2g |
ナトリウム | 19mg | 42mg | 44mg |
カカオポリフェノール | 526mg | 590mg | 318mg |
テオブロミン | 210mg | 240mg | 176mg |
以前に比べ苦みはなく癖も無く飲み易くなった。口当たりもいい。コクも感じる。コクはマダガスカル産バニラ香料と新製法の効果かもしれない。総じて旨いとは思う。でも以前より甘い。バニラ香料の甘み成分なのか?甘いためかどことなくミルコココアを連想してしまう。今までのテオブロは甘くなくちょっと苦いあたりに「俺はポリフェノール飲んでいるぜ!」という大人向けココアという実感を持ち,それが健康ココアというか自己満足を繋がったのだが新テオブロはちょっと大人のココアという感じは無くなった気がする。新しいテオブロにはココアの贅沢というキャッチコピ−がつくようになったが,新製法のコクを評価すればまんざら言い過ぎでもないような気もする。甘さを控えるために今までより少ない分量で溶けば甘さ問題は解決しそうだ。というかやっぱ一杯分17gというのがお勧め分量なのだろう。以前は内容量260gで1杯20gなので実質13杯分のボリュームだった。今回は内容量230gで1杯17gなので実質13.5杯分のボリュームになる。そういう意味ではココアの味が濃くなっただけで実質的な差はほとんどないのかもしれない。今までより少ない分量で溶くという事は当然ながら低カロリーになる。これは嬉しい知らせ。新テオブロは俺の激痩せ計画に役立ってくれそうな気がしてきた。
あーショックです。過去の飲んでみたかった
投稿情報: さぶろた | 2011/01/16 22:32