昼夜を問わずアルトサックスを練習したいという密かな願望を成就するための対策としてe-SaxもしくはEWI USBという選択肢が浮かぶ。いきなりピンポイントで商品名を出しているがe-Saxはサックスの消音機,EWIはウインドシンセサイザーと呼ばれる電子楽器だ。どちらが優れているのか?はたまた劣っているのか?その評価は人それぞれだと思うが,俺なりの視点から評価を下してみた。評価の基準として比較の基準として我が愛するYAMAHA YAS-62Sも載せているが,一般的なサックスであればどれも同じ評価と思われる。
ざっくり表にまとめるとこんな感じ。e-Saxについては×評価が多い。
以降,各項目について生意気吐いてみる。消音性
消音性について基準となるサックスは当然ながら×。サックスは穴が多いのでラッパに当たる部分にタオル突っ込んでも大して音は小さくならない。またタオル突っ込むとラッパのあたりで鳴る低音を出す時に息が入らず違和感を感じ集中力を欠き練習にならないという悪循環を生む。サックス単体での消音はやるだけ無駄だと思うのが俺の結論。そこでe-SaxとかEWI USBの出番だ。e-Saxはサックスの消音のために開発された専用の商品。e-Saxはサックスを包み込むことでサックスだけをまるで消音室に閉じ込めたようにする。数年前に開発された商品で売れ行きも好調のようだ。昨年マイナーチェンジしタイプ2になった。タイプ1の問題を改め品質・性能ともに向上したようだ。実際に使ったわけではないのだが消音効果はあるようだ。しかしネットで情報収集したみたところ深夜でも近所に気兼ねなく吹けるというシロものではなさそうだ。また消音性とは離れるが長い時間e-Saxで吹いているとe-Sax内に湿気が満ちて不快指数があがるようだ。他にもe-Saxの2.31kgという重量も長時間の練習には堪えるようであった。ということでe-Saxは裸のサックスを吹くよりは消音効果はあるということで○にした。一方EWI USBは◎にした。というのはEWI USBは電子楽器なので音量は電子的に自由にかえられる。スピーカーから大音量を出す事もできればヘッドフォンで一人コッソリ聞くこともできる。つまりは夜間でもやる気があれば深夜でもお隣・ご近所はおろか家族にさえも気兼ねなく練習する事はできる。すばらしい。 吹奏感
比較項目 | YAS-62S | e-Sax | EWI USB |
---|---|---|---|
消音性 | × | ○ | ◎ |
吹奏感 | ◎ | ○ | △ |
運指 | ◎ | ○ | △ |
可搬性 | ○ | × | ○ |
生録 | ○ | ○ | ○ |
サウンド | ◎ | ○ | ○ |
ルックス | ◎ | × | ○ |
MIDI | × | × | ○ |
以降,各項目について生意気吐いてみる。
消音性について基準となるサックスは当然ながら×。サックスは穴が多いのでラッパに当たる部分にタオル突っ込んでも大して音は小さくならない。またタオル突っ込むとラッパのあたりで鳴る低音を出す時に息が入らず違和感を感じ集中力を欠き練習にならないという悪循環を生む。サックス単体での消音はやるだけ無駄だと思うのが俺の結論。そこでe-SaxとかEWI USBの出番だ。e-Saxはサックスの消音のために開発された専用の商品。e-Saxはサックスを包み込むことでサックスだけをまるで消音室に閉じ込めたようにする。数年前に開発された商品で売れ行きも好調のようだ。昨年マイナーチェンジしタイプ2になった。タイプ1の問題を改め品質・性能ともに向上したようだ。実際に使ったわけではないのだが消音効果はあるようだ。しかしネットで情報収集したみたところ深夜でも近所に気兼ねなく吹けるというシロものではなさそうだ。また消音性とは離れるが長い時間e-Saxで吹いているとe-Sax内に湿気が満ちて不快指数があがるようだ。他にもe-Saxの2.31kgという重量も長時間の練習には堪えるようであった。ということでe-Saxは裸のサックスを吹くよりは消音効果はあるということで○にした。一方EWI USBは◎にした。というのはEWI USBは電子楽器なので音量は電子的に自由にかえられる。スピーカーから大音量を出す事もできればヘッドフォンで一人コッソリ聞くこともできる。つまりは夜間でもやる気があれば深夜でもお隣・ご近所はおろか家族にさえも気兼ねなく練習する事はできる。すばらしい。
吹奏感は基準となるリアルサックスに叶うものはないということで◎。e-Saxについては消音するためにサックス本体を密室を閉じ込めることになるので吹奏感に違いはでるようなので○。EWIについては雑誌The SaxのEWI連載が始まった過去4回分の記事を穴があく程読みあさったりネットで調べたりした感じでは,サックスのようには息が入らないということだった。(そのぶん横から息を出すという対策はあるようだ。)またサックスとは異なるタンギングやビブラートなどの奏法を学ばないといけないらしくサックスそのままの吹奏感ではないということで△にした。ただ発想を転換しサックスと異なるEWIならではの奏法を習得すればあらたな楽しみも増えるだろうしもしかするとサックスの演奏についても良い経験になるかもしれないのでまんざらデメリットだけでもないと思った。
運指
運指。指使いのこと。リアルサックスは◎というのは文句ないだろう。e-Saxも◎といきたいところだが多少違いがあるようだ。特に左手部分には制約があり自由度が減るらしい。俺の場合,左手小指が自然と立ってしまうという悪いクセがあるのでぶつかる事必至。でも悪いクセを直すために強制ギプスとしては大いに期待できる。ということでさほど悪い印象はないので○とした。EWIは基本的な運指はサックスと同じ,異なるのは左手親指に位置するオクターヴの操作や右手親指に位置するベントの操作だ。サックスにもオクターヴキーはあるが1オクターヴ上げるためにONかOFFという1種類の使い方しか無い。ところがEWIはEWI USBだと5オクターヴの音域をカバーするためにスライドスイッチを親指動かして操作するという未だかつて無い操作(運指)を覚える(習得する)必要がある。未だかつて無いといえば右手親指のベントスイッチというのはそもそもサックスには存在しない。サックスにはサムフックといって楽器を支えるためにだけ用意してあるフックの位置に,ベントという音色を半音程ひねり上げたり下げたりと変化されるための機能を持たせている。ということで親指の役割がサックスとは異なることがわかったので△とした。しかしこれも発想の転換をして親指を柔軟に動かせればEWIを楽しめるばかりではなくサックスの奏法にも良い影響があるかもしれないとポジティブシンキングすればいいだけなので絶望的に状況ではないと思っている。 可搬性
アルトサックスの可搬性は基準として○とした。そもそもe-Saxを持ち出して何処かでコッソリ練習するというシチュエーションは考え難いがもし練習するのであればサックスとe-Sax両方を持ち運ばなかればいけない。これは無理だろうと考え×とした。EWIはたったの610g。これだけなら可搬性は◎になるが,EWIを楽しむためにはパソコンが必須。ノートパソコンと一緒に持ち運ぶということを考えると◎にはなりにくいと考え○とした。 生録
e-SaxもEWIも実際にやったことがないので妄想の域を脱していないが生録はどちらもサックスの生録と同様に可能であろうと○にした。e-Saxはヘッドフォン端子があるのでこのあたりを入力源にすれば良さそう。ただ密封された中で音がなるので籠りがちな音になるのではないかと想像している。EWIはアナログ録音だけじゃなくデジタル録音もできそうな気がするがなにぶんやってないので妄想で留まっている。 サウンド
サウンド,音色についてはリアルサックスは文句なく◎とした。e-Saxは生録同様籠りがちの音になりそうな気がするので○。EWIについてはデジタル楽器なので音色は七変化する。正確にはデフォルト82種類の音色がある。サックスは当然ながらその他クラリネット,フルートなどの木管,トランペット,チューバなどの金管,弦楽器,打楽器,シンセサイザー等々用意されている。サックス以外の音色であんな曲こんな曲を吹いたらさぞオモロいだろうなどと妄想してしまうが生音ではないのは確かなので◎ではなく○とした。 ルックス
ルックス。ここ重要。試験に出るよ!(ウソ)
出たがりオヤジにしてみたら,ルックスは超重要項目。動画を撮ろうなんていうときにはサックスはあるだけで映える。ところがe-Saxで動画撮ろうなんていうのはもうジョークにしかならない。e-Saxを抱きかかえ息苦しく悶絶するオヤジがいるだけの動画になる悪感。それはそれで今以上の反響があるに違いないが十中八九ギャクにしかならないのではないかと邪推する。1発ギャグのためにe-Saxというのもアリかもしれないが,e-Saxって指使いが隠れてみえないので口パクならぬ吹きパクしててもわからない。これは出たがりオヤジのイメージダウンに繋がる。ということで×。EWIはサックス程カッコ良くないがスリムなボディーが狂おしく身をよじらせるように鳴る(意味不明)というのはマンザラ悪くないだろう,出たがりオヤジもご満悦であろうということで○。 MIDI
最後にMIDI対応について。自分自身MIDIの知識はないのでほとんど何も書けないがサックスもe-SaxもMIDIに未対応なのは明らか,EWIはUSBインターフェースながらMIDIとの親和性があるのでMIDI楽器としての未知なる可能性を秘めている。開花させるか否かはオーナー次第といったところだろう。
アマゾン在庫切れなので楽天のもご紹介
Akai EWI USB
運指。指使いのこと。リアルサックスは◎というのは文句ないだろう。e-Saxも◎といきたいところだが多少違いがあるようだ。特に左手部分には制約があり自由度が減るらしい。俺の場合,左手小指が自然と立ってしまうという悪いクセがあるのでぶつかる事必至。でも悪いクセを直すために強制ギプスとしては大いに期待できる。ということでさほど悪い印象はないので○とした。EWIは基本的な運指はサックスと同じ,異なるのは左手親指に位置するオクターヴの操作や右手親指に位置するベントの操作だ。サックスにもオクターヴキーはあるが1オクターヴ上げるためにONかOFFという1種類の使い方しか無い。ところがEWIはEWI USBだと5オクターヴの音域をカバーするためにスライドスイッチを親指動かして操作するという未だかつて無い操作(運指)を覚える(習得する)必要がある。未だかつて無いといえば右手親指のベントスイッチというのはそもそもサックスには存在しない。サックスにはサムフックといって楽器を支えるためにだけ用意してあるフックの位置に,ベントという音色を半音程ひねり上げたり下げたりと変化されるための機能を持たせている。ということで親指の役割がサックスとは異なることがわかったので△とした。しかしこれも発想の転換をして親指を柔軟に動かせればEWIを楽しめるばかりではなくサックスの奏法にも良い影響があるかもしれないとポジティブシンキングすればいいだけなので絶望的に状況ではないと思っている。
アルトサックスの可搬性は基準として○とした。そもそもe-Saxを持ち出して何処かでコッソリ練習するというシチュエーションは考え難いがもし練習するのであればサックスとe-Sax両方を持ち運ばなかればいけない。これは無理だろうと考え×とした。EWIはたったの610g。これだけなら可搬性は◎になるが,EWIを楽しむためにはパソコンが必須。ノートパソコンと一緒に持ち運ぶということを考えると◎にはなりにくいと考え○とした。
e-SaxもEWIも実際にやったことがないので妄想の域を脱していないが生録はどちらもサックスの生録と同様に可能であろうと○にした。e-Saxはヘッドフォン端子があるのでこのあたりを入力源にすれば良さそう。ただ密封された中で音がなるので籠りがちな音になるのではないかと想像している。EWIはアナログ録音だけじゃなくデジタル録音もできそうな気がするがなにぶんやってないので妄想で留まっている。
サウンド,音色についてはリアルサックスは文句なく◎とした。e-Saxは生録同様籠りがちの音になりそうな気がするので○。EWIについてはデジタル楽器なので音色は七変化する。正確にはデフォルト82種類の音色がある。サックスは当然ながらその他クラリネット,フルートなどの木管,トランペット,チューバなどの金管,弦楽器,打楽器,シンセサイザー等々用意されている。サックス以外の音色であんな曲こんな曲を吹いたらさぞオモロいだろうなどと妄想してしまうが生音ではないのは確かなので◎ではなく○とした。
ルックス。ここ重要。試験に出るよ!(ウソ)
出たがりオヤジにしてみたら,ルックスは超重要項目。動画を撮ろうなんていうときにはサックスはあるだけで映える。ところがe-Saxで動画撮ろうなんていうのはもうジョークにしかならない。e-Saxを抱きかかえ息苦しく悶絶するオヤジがいるだけの動画になる悪感。それはそれで今以上の反響があるに違いないが十中八九ギャクにしかならないのではないかと邪推する。1発ギャグのためにe-Saxというのもアリかもしれないが,e-Saxって指使いが隠れてみえないので口パクならぬ吹きパクしててもわからない。これは出たがりオヤジのイメージダウンに繋がる。ということで×。EWIはサックス程カッコ良くないがスリムなボディーが狂おしく身をよじらせるように鳴る(意味不明)というのはマンザラ悪くないだろう,出たがりオヤジもご満悦であろうということで○。
最後にMIDI対応について。自分自身MIDIの知識はないのでほとんど何も書けないがサックスもe-SaxもMIDIに未対応なのは明らか,EWIはUSBインターフェースながらMIDIとの親和性があるのでMIDI楽器としての未知なる可能性を秘めている。開花させるか否かはオーナー次第といったところだろう。
まとめると脱初心者を目指す俺の欲望を満たすソリューションはEWI USBしかないのではと考察するのであった。
PSアマゾン在庫切れなので楽天のもご紹介
Akai EWI USB
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