METZELER MCE Karoo(T)前90/90-21後140/80-18
メッツラー・カルー(T)いいかも。お高いので今まで手も足も口も出さず完全スルーの黙殺を決めていたのだが,自走派の俺にはあっているのではないかと思い始めた。というのはトランポ持っててコースや林道を走るのであれば完全オフ仕様のタイヤがいいだろうが,自走派の宿命としてコースや林道まで長いときでは数百キロも舗装路を走り続けなければならない。
現地まで自走する道中,舗装路を走る事を重視していないオフタイヤは,あっという間にオフタイヤの命ともいえるブロックの角が丸くなり山も減ってしまう。舗装路を走るときは山を減らさないために空気圧を高くしたり,急発進やハードブレーキングなどタイヤに負担をかける走りを極力控えるのだが,オイラの気遣いもつゆ知らず3千キロも走れば旬は過ぎてしまう。また舗装路のグリップというか接地感に乏しいタイヤもあり開けても寝せて止めても滑るという三拍子揃ってイケてなかったりする。雨だと強烈にグリップしないタイヤもある。つまりオフタイヤはライフが短く舗装路は楽しめないというキャラが定説となっている。
ロードバイクというかロードタイヤだとサイドさえ残っていれば楽しめるとも聞くが,オフタイヤの場合センター部分ないと困ること必至。というのはダートの直線をしっかりグリップさせながら走るということはタイヤのセンター部分の役目だからだ。しっかりと角の尖ったブロックが地面を捉えなければ安定した走行につながらない。極端な話,センター部分のグリップを軽視しているとストレートなのにグリップを失いぶっ飛び肋骨を折るということになりうる。って俺だよ(笑)
で,そのお高いカルー(T)は今まで不満だったタイヤの寿命とロード性能を同時に解決してくれそうな期待を持ってしまう。メッツラーのホームページから宣伝文句を拾うと
ハイパフォーマンスなビッグエンデュ−ロマシン用として高い評価を受けてきた「MCE Karoo」のオフロード性能はそのままに、オンロードでの安定性と耐久性をプラス。オフロード性能を追求したブロックタイヤ。とある。まずはビックエンデューロマシン用という単語が嬉しい。今まで履いたことのある数少ないブロックタイヤ(BS ED660,PI MT21,IRC BR-99)はどれもXchallengeのパワーに負けてブロックが千切れ飛ぶという経験をしている。カルーはR1200GSのような車重200キロ以上で100馬力以上ビックオフ用タイヤなので,Xchallengeごときのパワーなどでびくともしない気がする。またマイレージ(走行距離)にも期待できそうだし,ロードのグリップも期待できそう。つまりいいこと尽くめ。最新のブロック配列により、ロールノイズの低減とABSブレーキ車でのブレーキ性能が向上。 ブロック単位を大きく、ブロック高を低くすることで、高速時安定性とマイレージが向上。 更にロードユースにおいて、いかなるリーンアングルでも優れた安定性を実現。
確かにカルー(T)は高い。リアタイヤは今まて履いたタイヤの倍くらいの値段する。でもその分倍の距離走ってくれればタイヤ交換分の手間隙&チューブ代等含め節約できるのでお得ではないかと。というかトランポ買うより安いだろうと思えば,すごく安い気がしてキターッ。カルー(T)について調べると高い理由はTL(チューブレス)仕様であることに気付く。チューブ仕様のカルー(T)があれば万々歳なのだがそうは問屋が卸さない。というかこの世に存在しない。カルー(T)じゃなくカルー(無印)ならチューブ仕様があるのだが,140/80-18が存在しない。ということで消去法でもカルー(T)が残る。こうなったらお得だと信じてポチるしかないな!
もし
オフ専用を選ぶのであれば同じくメッツラーのMCE Six Daysエクストリームを一度でいいから試してみたい。
METZELER MCE Six Days Extreme前90/90-21後140/80-21カルーの価格帯に慣れてしまうと超絶6日間はメチャ安w
NAPSでKaroo(T)は扱わないのか?問い合わせしてみたら,こともあろうに取り扱い始まった。
そして2月11日はメッツラー特別割引日ということで楽天トーマスと同等価格になったので思わずポチったのであった。
・Karoo T 90/90-21 ※2/11は、¥8,936-
http://www.naps-jp.com/php/y-004.php?id=0000382039
・Karoo T 140/80-18 ※2/11は、¥21,328-
http://www.naps-jp.com/php/y-004.php?id=0000382040
楽天トーマスは支払いが銀行振込のみというのが不利かもね。
投稿情報: しげっち | 2010/02/11 22:52