年頭にGarmin Edge 510を予約し丸3ヶ月待ったのちにようやく入手し,レース,ジテツー,ローラーなどで十時間程使ってみたので軽くインプレ書いてみる。比較としては今まで使っていたGarmin Forerunner 310XT。自転車乗りはGarmin Forerunner 310XT って何それ!?って思うかも知れないが,GPSはもちろん,ANT+に対応し,心拍,スピード/ケイデンス,パワーまでも測れ,バッテリー20時間持つというシロモノ。防水だしランケイデンスも測れるというRunnerというよりはTriathlete向けのマルチスポーツ対応で3年程使っていたから語り始めるとキリが無いので脱線はこのくらいにして本題に戻す。
510は310に比べると画面デカイしかもカラーしかもタッチセンサー,温度計,Bluetoothもついている。Bluetoothはスマホ連携できる。それでは主な機能ついて触れていく。
タッチスクリーンについてもスマホやタブレットのようにグローブしていると反応しないということはなくグローブしていてもちゃんと反応するところは素晴らしい。ピンチアウトはできないようだが,スワイプでページめくりはできるので走りながら快適に操作できる。
ディスプレイ設定に液晶バックライトの表示時間を調整できるようになっている。常時ONの他に,時間指定(15秒,30秒,1分,2分)でバックライトを消すことができる。バックライトをつけていれば昼までも夜でもよく見える。昼間はバックライトを消してもうっすら表示を確認することができるが,夜は真っ暗でなにもみえない。まぁ当然なんだけどね。だから夜はバックライトをONにする必要がある。となるとバッテリーの持ちが心配になる。まだバッテリー使い切る程使ってはいないが2時間程バックライトONのまま走ったらバッテリーが80%になっていたので,カタログのバッテリー寿命20時間となっているがこの値はバックライトOFFの状態ではないかと邪推した次第。
自転車への取り付けについては付属品が充実しており,アウトフロントバイクマウントまでも同梱してあるので,自転車にすっきりかっこ良く装着することができた。我がLOOK695のCステムでもギリで装着できたのはラッキー。
目下の悩みは510で各種ANT+デバイスを認識がいちいち面倒臭いところだ。つまり,電源投入後,心拍計みつけた。パワーメーターみつけた。スピード・ケイデンスセンサーみつけた。GPSつかまえた。電話繋がったとかいうお知らせに対して,いちいちタッチスクリーンでその都度タップしてないと次に進めない仕様のようだ。もしかしたら確認をスルーできるかもしれないがまだその設定をみつけられていない。
GPSと言えば,510の位置情報取得にGPSだけじゃなくGLONASSも使えるようになった。GLONASSはロシア版GPSなんだけどこのお陰でより位置情報精度があがる計算になる。実際,嬉しい悲鳴としては自宅内でもGPSを捕まえてしまった。310だとGPS見つからず時計が2007/1/1になってしまうという残念な思いを数限りなくしたが,510ではもう要らぬ心配となった。510のGPS設定ではGPSのみかGPS+GLONASS両方にするかという項目があり,GPSだけだとはやり補足失敗するのでGLONASSと併用する事でパワーアップしたのは間違いないだろう。GLONASS恐るべし(?)。なおGLONASSはGarmin Edge 810にはついていないので510の唯一のアドバンテージかもしれない。
使い方は至って簡単。スマホにGarmin Connect Mobileアプリを入れるだけ。GarminユーザならばGarmin Connectアカウントあるはずなのでスマホと510をBluetoothでペアリングすればすぐに使える。アプリはfacebookとTwitterにも対応していて,LiveTrack始めると連動して投稿する機能もある。リンク先にアクセスすると,走っている場所,経過時間,平均速度などが逐次トラッキングできる。使い始めたら知り合いから「ライブ?」とか「面白い!」というような反応があったので今後流行るアクティビティーの晒し方になるかと密かに思っている。俺のコソ連を晒しても楽しくはないと思うが,ガーミンシャープチームは販促兼ねてチーム員のLiveTrackで晒せばいいのにとマジで思う。
ダダ漏れOKはレースはともかく,プライバシーを何処までコントロールできるか心配だったのだけど,LiveTrackは晒したい区間だけ開始・終了すればプライバシー守れるので気になる方は試していただきたい。なお終了してもアクティビティー自体は終わらないのでデータ千切れずに済む。
欲を言えば,公開範囲をGarmin Connectと同様に全員だけじゃなくマイコネクションやグループに対しての公開設定もできるといいと思ったり、データ内容についても速度だけじゃなく,心拍,ケイデンス,パワーも晒したいと思ったりする。だってRunKeeper Liveは心拍晒せるのに,Garmin LiveTrackができないなんて悲しすぎるじゃん。きっと将来のバージョンアップでは対応してくれるのではないかと期待してやまない。
自分はiPhone5を使っているがLiveTrackと連携させて最大何時間使えるか検証したいと思っている。というのは,来る5月6日のもてぎ7耐ソロをダダ漏れしたいと思っているからだ,これがあればピットで待つ者も今何処で油売っているいるのか把握できると思うからだ。だから7時間は動いて欲しいと思っている。
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