サクリファイス

猛烈に自転車本が読みたい。アマゾンでよさげな本をみつけてからいつものように地元図書館で借りようとしたら年末年始丸ごと休みということなので諦めた。が，アマゾンKindle用にダウンロード販売していることがわかった。図書館のように納税している換わりに無料で借りられるという訳ではないが，書籍よりも安く，置く場所とらず，待たずに入手できるので，興味も手伝いポチってみた。
サクリファイスという作品。なんでも大藪春彦賞を獲っているという代物。それだけでソソルね。Amazon Kindle Fireは持っていないが，iPad・iPhoneは持っているのでKindleアプリ（無料）を入手したら，Kindle本棚にポチった本が現れ無事購入完了。
あとは全力で読むだけ！（笑）

ということで全力で読み終えた（笑）
サクリファイスの続編としてエデン，さらにサヴァイヴがあったので勢いで読んでしまった。折角なのでネタバレしない程度にチラリと感想を書いておく。
続編になるほどファクリファイス程の作品としてのポテンシャルは和らいだ気がしないでもないが，大いに楽しめた。どこが面白いのか？それは自転車競技で注目されがちなエースライダーではなくアシストにスポットをあてている事かもしれない。また自転車競技は筋書きの無いドラマと言われるのを巧に利用し，筆者は読者さえも欺くようなストーリーを展開しているからかも。自転車乗りにしかわからない風や坂を繊細に表現している点は「そう！そう！」と強く共感してしまう程だ。さらに純粋な競技に留まらない奥深さも備えている（意味深）w
続編がありそうなので全力で待つ！
PS サクリファイスのコミックもあるよ