いやぁ250クラス凄かった。1位青山裕紀,2位ドビツィオーソ,3位青山周平,4位青山博一と,もし2位ドビツィオーゾがいなければ,日本人ライダーのワンツースリーになるところだった。最終ラップ,密かにドビツィオーゾ転けろと叫んでいたのは秘密である。歪んだ愛国心につき自戒。反省。ともあれ250クラスは久々の日本人ライダー黄金期を迎えようとしていて頼もしい。という興奮冷めやらぬままMotoGPクラスのテレビ観戦に突入。
MotoGPの予選に一瞬触れると中野選手またやってくれました。今度は予選残り時間0秒まで暫定ポールポジション。しかし時間切れ寸前にコントロールタワーを通り抜けていたペドロサの最終アタックに負けポールポジションを奪われることになった。さらに残念なこととしては,決勝レースにてその貴重な2番グリットをジャンプ(フライング)スタートでペナルティーを受けることになり,絶好調にも関わらず結果を出すに至らなかった。
レース前半の見所は王者ロッシと小柄な超大型新人ペドロサとの一騎討ち。見応えあった。7番グリットからスタートした王者ロッシがトップグループを一台ずつ追い抜き5周目でトップに立ち,Fastestを叩きだすとともに,コンスタントに周回を重ね,2位ペドロサにジリジリと差を付け戦意喪失させてしまうほどの走りは,さすがは王者の貫禄そのものであった。(G+の同時通訳では訳されていなかったがペドロサは毎周の小さなギャップが大きなギャップになったことがダメージでかかったと語っていた)
これでロッシのぶっちぎり勝利!ポイントランキング争いも面白くなると皮算用を始めた21週目。あと7週残すところでロッシのエンジンが停止。そのままリタイア。
新シャーシ投入でレースセッティングばっちり。予選タイヤのチャタリングはあるものの,王者ロッシにとってはちょうどいいハンディキャップ程度にしか考えていたかったが、2戦連続のノーポイントはロッシファンの自分にとって痛い。ロッシも,ピッドに戻らずモーターホームに直行していたから今回は相当ショックだったのだろう。
ロッシが抜けてからのレースも白熱していた。トップになったペドロサをマルコメランドリが差し,さらにカピロッシも刺すという展開。ソフトタイヤを選択しタイヤを使い切ってしまい後半抜けれたという見解もあるが,ペドロサはロッシとのバトルで疲れ集中力を切らしてしまったのではないかと邪推する。
ロッシの連続チャンピオンタイトルも次戦イタリアで勝たなければヤバい状況になってくると思われる。前回はタイヤ,今回はマシンとトラブル続きであるが,これで全ての膿を出し切ったと割り切り,次回からは王者の走りに期待するしかない。
F1は全戦見てますが、二輪はあまり見たことがありません。
けど、日本人が活躍してて楽しそうですし、AIKAWAさんの話を聞いてると見たくなってきました!
投稿情報: 松本 | 2006/05/23 20:12
ほ,ほんとに買ったんですかぁ?
す,すげぇ!
投稿情報: Noribenz | 2006/05/23 22:48
松本さん,どうもです。わたしもF1ほぼみます。みてて楽しいですよね。でもMotoGPはもっと楽しい。だって最近のF1って速いマシン決まっちゃっているでしょ。SuperGTみたいに勝者にウェイトハンディ加えたら白熱バトルになりそうだけどね。
ところでロッシがバレンシアに遊びにいってF1のったら9番時計だったって知ってます?いくらMotoGPのデフェンディングチャンピオンとはいえ10番以下のドライバーは立場ないよね。
投稿情報: しげちか | 2006/05/24 23:23