3週間の夏休みを明けてGPシーズン後半戦というよりは残り6戦しか無い終盤戦が始まった。前戦アメリカGPでは無念のリタイヤとなったロッシが予選でみせてくれた。最終ラップでブッチギリのポールポジション。今シーズン2回目。カピロッシはBS予選タイヤパワーで予選2位。予選の走りをみる限りではロッシのマシンはカピロッシよりも暴れていないので戦闘能力高そうな感じを受ける。ポイントランキングトップのヘイデンは4番手。気持ちは予選よりも決勝にあわせている印象を受けた。ということで決勝スタート。
ポールポジションのロッシ,スタートでミスりホールショットを逃す。ロッシはヘイデンに抜けれ3位。ホールショットをとったのはカピロッシ。カピロッシはPUSHするとともに次の周でFastestを記録。このあとブッチギリの独走状態になりそのまま優勝。以降,カピロッシを除いたレース展開を語る。ロッシは1周目でヘイデンを抜きこれまた単独2位走行に入る。
今回のレースの注目点はヘイデンの走りと残り5周とラストラップだろう。ヘイデンは年間チャンピオンへのプレッシャなのか走りに固さを感じる。ラップタイムの伸びず,ズルズルとポジションを後退させる。予選で躍起になって走っていなかったのは決勝レースに向けての伏線というか三味線をひいているのだろうと邪推していたが,マジでいい走りができていなかった。
残り5周で面白いバトルがあった。着々と順位をあげ2位のロッシの背後までつけチャンスを狙っていたペドロサが勝負に出る。ペドロサ1度目のアタックではロッシにインをがっちり抑えられ抜くことができなかったが,2度目のアタックでロッシを抜きさる。ところがロッシはペドロサにそう簡単に抜かさせはしない。ちょっと強引なラインでペドロサをアウトから押さえ込み。ペドロサ(たぶん)戦意喪失となり。2位ロッシと3位ペドロサの間のGAPが生まれ始めた。
ラストラップのドラマとしてはジリジリと順位を下げていったヘイデンを,中野選手が捉えゴール直前の最終コーナーで抜き去り8位でゴール。ジリジリ順位をさげまくりゴールするのが予選番長中野選手のお家芸だっただけに,最後の一踏ん張りでポジショアップできたのが中野選手にとって収穫だったに違いない。映像には捉えられていなかったがホプキンズがこっそりとラストラップでそのヘイデンと中野選手をまとめて抜き去り7位でゴールしている。ラップタイムをみると明らかに速い。アメリカGPでも思ったがSUZUKIマシンはレース終盤に強い気がしている。BSタイヤがいいのかエンジンの耐久性が高いのかはわからないが,着実に結果を出していることは間違えない。
ポイントランキントップはへイデンのままだが成績が振るわなかったのでヘイデンの貯金が減った。1位へイデンの201ポイントと5位のカピロッシ151までの差が50ポイントと詰まり団子状態になった。
次戦マレーシアGP,昨年の勝者はカピロッシ,2位ロッシ。これからのサーキットはBSタイヤ有利という噂もある。カピロッシは調子づいているからランキング争いで大どんでん返しをしてくれそうな気がしてならない。またMotoGPから目が離せない。
もてぎのチケットどおしよう
まだなんにも用意してまへん・・・
投稿情報: ぜ | 2006/08/23 18:06
http://www.twinring.jp/ticket/2006/motogp/
結構売れてますよ。VIP席とか高額チケットから完売の傾向。
チケット相談しましょ。予選日・決勝日スケジュール空けます。
投稿情報: しげちか | 2006/08/23 22:06