H.264/AVCは重い。ライブエンコードはさておきオンデマンドを作るならば,個人的に気に入っているエンコード方法がある。それはApple Qmasterによる分散エンコード。Compressorからクラスタを指定しエンコードをスタートすれば元ファイルを複数台のMacに分割しエンコード処理が始まる。G5 Dual 2GHzクラス1台で1週間動かし続けても終わらない仕事が一晩で片付いたりする。CPUは速ければ速い程効果は高いが旧型のMacであってもそれなりに仕事をしてくれる。安定性はSorenson Squeezeに比べたら抜群。
TIPSはNICの設定をしっかりしておくことだ。旧型のMac(PowerBook,PowerMac等)は経験上CISCO CatalystとautoでネゴってくれずCRCエラーを時々吐く。ちなみにアライドともダメだった。ネットサーフィン程度では気付かない問題でもギガバイト単位のファイルの転送では結構痛い問題となるのだ。実際に十台程度のクラスタリングで作り遊び始めてさらに気付いたことは,1〜2世代前のMacまでは使えるがそれ以上は遅過ぎで足枷にしかならないようだ。具体的にはPowerPC 500MHz以下は使えないので仲間はずれにしたほうがいい。
H.264とは関係ないがMPEG2エンコードはクラスタリングにとってはとても軽い仕事になってしまうのは驚きだった。
フレームコントロール設定例
うーん。
なんでそんなにおそいんでしょううねぇ。
DVD程度のクオリティだと、うちのG4 PowerBook (1.5Gか)でも、実時間の6倍ぐらいでエンコードできるんですけど。。
Core Duo 2G だと、実時間の倍ぐらい(2パスで。つまり1パスなら実時間)
HandBrakeですけど、ライブラリはx264使ってるだけなのに。ちなみに、QuickTimeのAVCエンコーダよりこっちの方が質高いと思うなぁ。
もしかすると、HD?
投稿情報: shigeya | 2006/12/05 08:14
shigeyaさん,コメント感謝です。
Compressorのエンジンは基本的にQuickTimeなのですがイジれるパラメータがQuickTime Proの比ではありません。当然ながらCompressor独自の機能を使えば使うほど重くなります(笑)。サンプル設定例を元記事に貼ってみました。
よくエンコードする素材はSDというよりはDVで尺は30分程度です。
個人的な画質評価ではCompressor>Sorenson Squeeze>QuickTime Proという感じです。
HandBrake面白そうですね早速使ってみます。
投稿情報: しげっち | 2006/12/06 00:16