当たり障りのないインプレは提灯記事にお譲りするとしてRICOH Caplio R5からR6へ乗り換えてみたので私見を書き連ねてみる。その前になぜR6を使っているかというと胸ポケットに入るお手軽サイズで広角と接写が得意なことが気に入っているのとインチキ臭くない素直な発色も気に入っている。
■利点
スピードアップ パワーオンからの立ち上げ,シャッター半押しからピント調整終了までの時間が速くなった。感覚的にはひと呼吸早い感じ。とても軽快に感じる。連写モードでもこの性能が活かせている感じあり。
高感度アップ AUTO-HIという自動増感モードが案外使える。とはいうもののフジのNP(ナチュラルフォト)モードほどではない。でもSOFTフラッシュ設定する間がもったいない場合はAUTO-HIのまま取ってしまうのも一案。
使い勝手向上 本体が軽く薄くなっただけではなく右手親指に当る部分に滑り止めのボツボツゴムがつきホールド感が工場し使い勝手に貢献している。モードの切り替えも誤設定がなくなった。R5のときはボケットやケースに入れ運び気付かないうちにautoからmovieになっていて写真撮りたいのにモードが動画になってことが時々あったがモード切り替えスライドスイッチが側面から上部に移ることで気づかぬままモードが切り替わるということがなくなった。
静かになった 起動/終了時のレンズの伸縮音,ズーム時・マクロシャッター半押し時のレンズ音がR5よりもおとなしくなった
iPhotoとの相性向上 R5の時はiPhotoにUSBで転送しても転送終了後に元ファイルを削除する事ができなかったが,R6になったらできるようになった。2度3度と誤って転送してしまう誤りがなくなったので好感度アップ
■欠点
顔認識 新機能の顔認識はまだ全然実用レベルではない。認定条件厳し過ぎかつ動作遅過ぎ。今後のfirmware更新で改善されることを期待
flckr Camera Finderにシカとされる flickr Camera FinderでCaplio R6が認知されていない(泣)。そのうちflickrが対応してくれる事に期待
液晶どうよ 液晶が大きくなったようだが今イチ気付かないレベル
■未確認
2GBの壁 動画で2GBを超えるファイルを作れるかどうかという情報はどこにも見当たらない。そのうちSDHCゲットしたら試してみるつもり
ざっとこんな感じ。R5に比べR6は電池が小さくなっているので電池の持ちが短くなったそうであるが今のところ困っていない。またR6になりレンズが暗くなったとハードヲタ的突っ込みがあるかもしれないがソフト的にうまくカバーされているようで暗いとは感じていない。
RICOHのデジカメの良いところは時々firmwareが更新されバグ修正は勿論,性能や機能が向上することが如何にもデジカメらしくてオモロい。案外サポートも良くメールで問い合わせるとご丁寧な回答を得る事もある。ということで使ってみると満足度の高いデジカメなのだがRICOHというブランドイメージがないため素人受けはまずしない。まぁその分,性能が伴わないのにブランドイメージだけで高値維持できるデジカメとは違い,いい物が安く買えるので顧客満足度は高いと邪推する。
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