個人的にインターネットと関わり始めてからずっといつも自宅には専用線と固定IPがあった。当初はアナログ専用線であったがISDN専用線,ADSLになり現在に至っている。回線品質は変わるものの自宅にはサーバがありDNS,SMTP,HTTPサーバなんかが立ち上がっていることはここ十数年かわっていない。
振り返ると昔は自分の気に入ったPCが手に入らなかったので個人輸入したし,自分の気に入る回線が手に入らなかったので仲間と共にISPを作った。サーバソフトも自力セットアップしたり場合によってはハックしたりした。こんな感じでインターネットと付き合っていたので自宅にサーバが動きつづけるのは自然と考えていたのだが,どうやら考えを改めなければいけなくなったようだ。
ISPもASPも溢れ高品質高機能低価格で提供されている。こいつらを利用しない手はない。地球温暖化防止のためにも家庭内平和のためにも無駄なコストを抑えなければいけないのだ。
ということで能書き^H^H^H言い訳はこのくらいにして自宅に固定IPもサーバも置かない新インターネット生活環境改善計画発動なのだ!
まずやったことはOCN ADSLアクセスIP1「フレッツ」プランの解約手続き。月額7140円。高ッ!。解約ページを探すのに一苦労。エロサイト並みに増殖するブラウザ窓をくぐり抜けなんとか解約フォームページを発見しけたので投稿。
次にISPの検討。OCNはもはや選択肢として考えなかった。個人としてみた場合OCNは一昔前のISPにかみえない。今の時代にダイアルアップアカウントとメールとホームページがパックになったセット販売しかしていないはどうかと思うし,如何せん価格が高い。IPv6には魅かれるがお高いので検討の余地なし却下。あまり調べていないがいま目を付けているのはIIJmioのmio DSL/DF接続サービス。ダイアルアップのみという割り切りがいい月額1470円。IPv6オプションもあるがやろうとすると月額5100円へ跳ね上がる。他にはASAHIネットのフレッツADSLコース。月額735円。+500円で固定IP1個という魅惑オプションにも割り切れない気持ちが揺らぐ。ただしASAHIネットはIPv6は弱そう。
IIJmioをもう少し眺めているとシンプルDNSというメニューを発見し合わせて使うとお得のようであるが,試算するとJPドメインならJPRSのjpdirectを使った方が安そう。そしてTVドメインは未対応なのでイマイチ。まだ移行先は決まっていないがどちらのISPも直ぐにアカウントが発行されるようなのでもうしばらく検討できそうだ。
ASPは機能毎にすでに移行を始めている。DNSに関しては自前でDNSを動かすのを止めJPドメイン分はJPRS(jpdirect)のDNSサービスに移した。TVドメインも自前でお守りせずにwww.tvのDNSサービスを使った。jpdirectとwww.tvのDNSのWWWベースのセットアップ画面を弄ってみたが圧倒的にwww.tvの方が出来がいい。$ORIGINをCNAME設定できたりSPFを設定できたりいい感じ。WWWはご覧のようにTypePadまだまだ分からない事だらけだがテンプレート弄れるようなのでGoogle Analyticsも仕込めるのではないかと思っている。メールは随分前からGoogle Apps for Your Domainに移行済みなので変化なし。
とりあえず始めの一歩を踏み出したところだ。
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