BMWといったらドイツのバイエルンが産地だと思ったら大間違い。BMW G 650 Xchallengeは純血サラブレッドなんかじゃない。BMWとは名ばかりのいわば雑種。
まずはフレーム
MADE IN ITALY
イタリア製なのだ。具体的にはaprilia(アプリリア)製。BMWとapriliaは業務提携をしておりG650Xシリーズの先代にあたるF650から製造に携わっているのだった。
つぎにエンジン
MADE IN AUSTRIA
オーストリア製なのだ。正確にはROTAX(ロータックス)製。オーストリアといえばKTMの産地でもあるので決して珍しい国という訳ではない。ちなみにROTAXはカートレースのエンジンメーカとして国内では有名のようだ。そのROTAXがエンジンの製造にF650の時代から関わっているのだがG650Xの開発にあたりクランクマスの軽量化やインジェクションのマッピング見直しを行ないレスポンス向上を狙ったそうだ。(参考資料1,参考資料2)
という事実はXchallengeに一目惚れした俺が購入以前に知る由もなくXchallengeを隅々眺めている時に気付き調べようやくわかった事だった。そしてそれらを知りさらにXchallengeが好きになるのだった。
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