呪われたST600

ちゃんとした根拠も示さず主観的かつ縁起でもないとことを書くが，ST600というレギュレーションは呪われたカテゴリじゃないかと思わずにいられない。何故に死傷事故が多い。いや多すぎる。
機械工学的，人間工学的，少なくとも科学のメスで徹底調査するべきではないかと思う次第だ。そうでなければ我々はまた同じ過ちを繰り返す恐れがある。

事故に遭遇するのはけして経験の浅いライダーではなく百戦錬磨の全日本トップライダーまでも巻き込まれている。つまりライダーの技量以外にも何らかの原因があってもおかしくない。健全たるモータスポーツの発展のためにもただの事故と地元警察による現場検証だけで片付けず是非とも一連の事象を関連づけ専門家による徹底検証を行なってほしいと願うばかりだ。

強くそう思うようになったのはたまたま菅生でST600の事故に遭遇したからではあるがもう見過ごすわけにはいかない。最後になってしまったが奥野選手のご回復と岡山で命を落とされた沼田選手のご冥福とお祈りする。