決勝当日は朝のウォームアップ走行後にノリックの追悼セレモニーとして黙祷が行なわれた(crash,superbikeplanet)
決勝はストーナーがホールショットを決めそのままどんどん集団から抜け出し一人旅。凄まじい強さであった。昨シーズンのLCRにいたときでもストーナーはクリアラップでは抜群の速さを持っていると思っていたので,今回はストーナーにとっては得意のレース展開だったのかもしれない。
ロッシと中野選手について触れると,ロッシはスタート失敗。どうも最近のロッシはスタートで遅れることが多い。もしかするとハイテクメカを拒みフルマニュアルでスタートしているから遅れてしまうのかもと邪推。7周目にタイヤも十分暖まったあたりでペースを上げる。FASTEST更新。さすが!ただし今日のピークはそこまでだった。淡々したペースでは走り続け一時2位になるがストーナまでは及ばない。レース終盤には多くライダーがタイヤが垂れてタイムが伸び悩む中,ペースの落ちないカピロッシが追い上げてくる。20周目のホームストレートでロッシを抜きさらに1〜2コーナー間でペドロサを軽く抜き去るシーンは印象的だった。ロッシはその直後にペドロサを抜き3位キープ。ということで1位ストーナー,2位カピロッシ。DUCATIのワンツーフィニッシュとなった。日本GPでは居残りテストをすっぽかしても強いDUCATI。こりゃ向かうところ的なしだわ。
中野選手は残念な結果に終わった。スタートグリット8番であったが,スタート後のオープニングラップから後続に徐々に飲み込まれるという展開。予選後にタイヤが決まっていないとコメントしていたが気に入るタイヤがないままレースを迎えたのだろう。結果は13位。決していいリザルトではない。気になることとしてはグリッド紹介時には中野選手の横にSP忠雄の忠さんがいた。忠さんはヤマハのパスで入ったらしいのにホンダの中野選手の横にいるのはこれいかに?(ソース)
忠さんが中野選手を応援しにいったのは単なる師弟関係ということだけではなく,来シーズンがらみのこともあって出向いているのではないかと邪推するのだがいかがなものだろうか?中野選手の来シーズンであるが噂ではグレシーニらしいがヤマハ党の忠さんが応援しているとなるとヤマハサテライト?もしかして全日本に戻って来いと誘っている?さてどうなるのだろう?
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