自力でXchallengeのオイル交換をしてみた。Xchallengeはドライサンプという潤滑方式になっている。ドライサンプとはエンジンの外にオイルタンクを追い出しオイルの潤滑を行なうという方式だ。よってドライサンプはエンジンを小さくすることができるとかオイルが常にエンジンの熱に晒されないのでオイルに優しいなどメリットがある。でもオイル交換をするのにエンジンだけではなくオイルタンクのオイルも交換しないので手間がかかる。と受け売り気味の前置きはこのくらいにして...
以前ディーラーでオイル交換をする際に手順をチラ見したので真似してみた。
まずはドレンボルトとオイルタンクの位置のチェック
ドレンボルト
ボルトのサイズは24mm。手持ちの工具ではメガネしかなくドレンボルトを回すためにはエンジンガードが邪魔だったのでエンジンガードを外した。次回まではラチェット用意しエンジンガード外さずにオイル交換してみたい。
オイルタンク
ゴムキャップを外すとボルトが現れる。サイズは12mm。ボルトを緩めるとボルト中心部からオイルが流れるという仕組み。
続いてドレンボルトを抜きエンジンからオイルを抜く
流れ出すオイル
真っ黒いオイルが流れ出す。そのままオイルタンクのオイルを抜く作業に移る。バイク屋ではボルト先にチューブを繋ぎオイルを抜いていたが適当なチューブがなかったので,オイル缶買うと着いてくる注ぎ口をペットボトルにつけてオイルをキャッチ・キャッチ・キャッチした。
キャッチ・キャッチ・キャッチ
ペットボトルでキャッチ・キャッチ・キャッチ作戦は甘かった。500ccのペットボトルは瞬く間に満タンになる。
オイルタンクにオイルいっぱい
ペットボトルは2本換えてもオイルの流れは止まらない。オイルタンクには相当量のオイルが詰まっていることを学習した。そして次のオイル交換には絶対チューブを用意しようと堅く決意するのであった。しばらくするとオイルの流れは止まりオイル抜き終了。
ドレンボルトのチェックすると鉄粉がついていた。なんと純正ドレンボルトは磁石付きとなっている。そのおかげで鉄粉が再びエンジン内でかくはんされることを防ぐことができる。しかし慣らしとっくに終わっているのにいまだに鉄粉が出るBMW(ROTAX)品質にちょbit落胆。写真は鉄粉は拭い奇麗にしたところ。
ドレンボルト,オイルタンクのボルトを締めたところでオイルを注ぐ。使用するオイルはCastrol Power1 4T 15W-50だ。化学合成ではなく部分合成(鉱物油)である。取り扱い説明書では1万キロまでは100%化学合成は使うなと書いてあるので従ってみた。俺ってグットライダー!
Castrol Power1 4T 15W-50
一旦オイルを入れる。ドライサンプの場合はこれでオイルチェックは終わらない。一度エンジンをかけ(ラジエーターファンが回る程)十分暖気させオイルタンクからエンジンへ十分オイルを潤滑させた頃にもう一度オイルチェックする。オイルは減っているので規定量まで足してオイル交換終了となる。
オイルチェック
最後になるがここではオイルフィルターは交換していないので予めご了承願いたい。
このバイクのオイル量ってどれだけなんですか?
私の場合、中古(笑)を買ったので、
書類が一切ないのです。
投稿情報: 右近 | 2008/06/08 22:21
はじめまして右近さん。
オイルはおよそ2ℓです(自信無し)。オイルレベルゲージをみながらちょろちょろ足して規定量にあわせました。ドライサンプなので注意が必要なのは記事の通りです。
噂によると数々の華々しい戦歴を誇るXchallengeを入手されたようですね。
投稿情報: しげっち | 2008/06/09 07:46
バイクは素晴らしいんですが、乗り手がまだまだ・・・。
これからよろしくお願いします。
投稿情報: 右近 | 2008/06/10 21:44