アクスルナット脱落したのはリアサス(リアショック)のオイルが抜けたまま走り続けたのが原因と邪推し,リアサスを購入したことはWAVE125i一万九千キロ経過で記した。今回はWAVE125iのリアサスを自力交換したので独占レポート。
今回の主役
早速作業開始!まずはWAVE125iからリアサスを剥がす。WAVEには小洒落た外装がボディーを覆っているのだがコイツが寄木細工のように組まれているのでリアサス上部のボルトを回すまで手こずった。どうにかリアサスを外し新旧リアサスを比べてみる。
リアサス比較
そして組み付けを開始。とりいそぎ仮組してみる。
仮組み
このころは新しいサスはやっぱ太いと無邪気に思っていた。チェーンカバーと思いっきり干渉することに気付いたのでチェーンカバーを付けるのを諦め,本格的に組み付け始める。蛇足になるがそんな日が訪れることもあろうかと1年程前に銀色のシールチェーンRK GP420MRUに換えていたので想定内(関連記事)。
なんと左側上部のサスのボルトが入らない。手順がマズいのか?滑りがわるいのか?などと小一時間悩んだ結果。サスペンション上部の肉厚がありすぎてフレームに干渉しボルトが通らなくなっていることが判明。サスペンションをよく見ると上下指定はあるものの下側部分の肉厚は上側に比べると薄めということに気付いた。苦肉の策として上下反対にして組み付けた。
本組み完了
よくみるとロゴや取り付け指定方向が反対になっているのが分かるだろう。カッコ良くいうと倒立サス!えぇ私のリアサスは倒立です。あなたのリアサス倒立ですか?Xchallengeでさえフロントにしか採用されていない倒立サスをWAVEはリアに搭載しているのだ。恐るべしWAVEなのだ。
ロゴに注目
ここで安心してはまだ早い。もうひとつ小さな(と思いたい)問題が発覚!チェーンとの干渉だ!
大接近中
チェーンとリアサスがかなり近い。今にも擦れそうと思っていたが気にせず走り走行後に凝視してみたら
小接触中
僅かではあるが干渉し擦れた形跡がある。この程度であれば許容範囲か?と身勝手に楽観ししている。マズけりゃ厚めのワッシャを噛ましてみようと思っている。
そうそう肝心の新しいリアサスの動きであるがガンガン前へ進むようになった。当然底付きもしない。バネレートは出荷時のままではあるが太い分初期は柔らかくその後はしなやかに踏ん張る。おかげでコーナーが楽しくステップ擦る機会が増えた(当社比)。
最後になるがリアサス交換の前にはアクスルナットと一緒に脱落したチェーン調整用プレートも装着した。タイカブ用のパーツをお取り寄せすると時間かかり費用かさむので,スーパーカブ用のパーツを取り寄せ流用した。もちろん十分に機能している。
チェーン調整プレート装着済
ガソリン高騰時には世界トップレベルの燃費を誇るWAVEが大変頼もしい。
最近のコメント