AIKAWA.JP: 箱根プチ林ツー

箱根で所用を済ませた帰りに寄り道して初めての箱根の林道を体験してきた。箱根は今まで何度か走ったがあったのだがすべてオンロードでオフロードがあることを1bitも知らなかった。観光地で潤った財源で道という道を片っ端から舗装してしまったのかと思い込んでいた。昔のツーリングマップルでは林道が紹介されていたようだが最近は掲載を自粛しているようだ。関東の林道を知らないリターンライダーにとっては悲しい限り。でもググってみると幾つかあることがわかったので頼りない記憶に焼き付け出陣した。
ただし都合により服装はツーリングブーツにツーリングジャケットと軽装になっている。パンク修理セットもないので絶対パンクしないように空気圧2.0で挑んだ。

白銀林道
白銀林道の入り口は旧街道から小田原湯本CCを目指すとわかり易い。そこから27㎞の林道が始まる。

白銀林道（起点）
走り始めるとまるっきりの舗装路。地元の方々の生活道路にもなっていないようで路面には石や枝やコケがありそれなりに楽しめるグラベル。しばし走るとターンパイクの上を通過。

ターンパイク
まだ舗装路しか走っていないがこの時点でターンパイクより白銀林道の方が面白いと密かに思っていた。さらに進むとY時路に到着。

Y字路
路面の繋ぎ目をみると左が正解ぽいけど右に進めてみた。どんどん登っていったら道はどんどん狭くなり舗装がなくなり

行き止まり
ガレガレの行き止まりとなった。分岐点まで戻り左に進む。しばらく進むと待望のグラベル。やったー！。空気圧が2.0なのでスゲー滑る。大人しくコーナーに進入しているハズなのに前後ともに流れ始める。Xchallengeの車重と食いつかないタイヤので早々にナチュラルスライド？プチ慣性ドリフト？最初は戸惑いを隠せなかったが次第に乗り方を学習しライディングを楽しむ。
白銀林道

プチガレ場

絶景ポイント
プチガレ場や絶景ポイントで記念撮影したらまた分岐路で考え込む。
白銀林道

小田原城CC分岐
正解は手前側（バイクの進行方向，小田原方面）なのだが，ここも間違えて左折し方面を4㎞程登りスカ。往復8㎞の無駄足。でも楽しい道だったから悔い無し。

星ヶ山公園
短めのグラベルを走ったら今度はとてつもなく奇麗な星ヶ山公園に出た。そして沢山の分岐点でまた迷う。なんで分岐毎にこれほどまでに迷うか？言い訳すると初めての道だし，ツーリングマップルにはそこまで詳しく載っていないし，GPSという飛び道具を持っていないので迷うのだ。でも本線を見つけてさらに楽しむ。

いよいよ白銀林道の終盤か？
空気圧が高いためフロントもリアも限界が低くいつもより多めに振られる。でもバイクの曲がる止まるという基本操作を今一度確認するための良い練習になるとポジディブに捉えジェントルなライディング。ジェントルにアクセルワークすると必要以上に流れずスムースに走れることに気付いたりする。しばらく走ると白銀林道の最後を告げるゲートに到着。

白銀林道（終点）
ゲートを抜けるとそこは「しどどの窟（いわや）」。というよりは椿ラインのギャラリーコーナーに通じる場所に出る。

しどどの窟パノラマ（クリックでパノラマ）
折角来たのでパノラマ撮り椿ラインを楽しむ。
椿ライン走行後フロント

前

後
大観山で意味不明のタイヤチェック。

大観山パノラマ（クリックでパノラマ）
そしてお約束のパノラマ。
次なる目標は金時林道というところ。ツーリングマップルには載っていない。足柄峠を目指すといいらしい。

仙石原
県道75号で仙石原を堪能。R138号から明神林道という名前に釣られて入ってみた。交通量はほとんどない。しばらく走ってゆくと桧山林道という枝道を見つけたので興味本位で入ってみた。

絶景
景色が良く面白い林道だったのだが，残念な事に

行き止まり
行き止まりだった。本日2回目の行き止まり。分岐まで戻り明神林道を走り抜け県道78号を足柄峠方向に進む。結局明神林道は100%舗装路だった。がっくり。

金時林道

目印
おもむろに枝道に進むと

金時林道（起点）
金時林道の登場。路面は今日走った林道の中では一番荒れている。大きな落石が放置されその上に草が生えているので一見廃道なのかもしれないがところどころキレイなガードレールなどもあり崩落したような場所は最低限の管理はされているようだった。沢にはしっかりとした橋が架けられ安心して走り抜けられるのだが沢の上下を見渡すと1mくらいの大きく角ばった石が沢山連なっており一種独特の雰囲気を感じた。