サックス奏者4人組のライブコンサートに行ってきた。魅惑のサックス四重奏だった。個人的に注目したのはアルトサックス。なぜなら自分と同じ楽器だから。座席は自由席だったのでアルトサックス奏者がよく見えるあたりを開演前に推測しがっつり座り込む。開演したら左端からソプラノ,テナー,バリトン,アルトサックスは右端だったので予感的中!アルトサックスがよく見える。ラッキー!
演奏が始まりアルトサックスに注目しの五感をフル活用してすべてを吸収してやろうとロックオンしたものの,テナー・バリトン・ソプラノの音色にも魅了されて吸収どこじゃなくなってしまった。特にソプラノサックスの生音を聞いたのは初体験だったのでプチ・カルチャーショック。ソプラノがメロディーを吹く度に迂闊にもみとれてしまった。
いやぁプロの音色はとてつもなく艶やかなで一音一音が滑舌良くしっかり響いている。音程・音圧にぶれなし。そして抑揚いうべきなのかと表現力ありすぎ。指揮者いないのに息もビタッっとあっているので緩急の効いたハーモニーがコンサートホールを揺らす。それだけでなくメンバー全員が凄まじい指使いを平然と吹きこなす。しかもそれがソロでもメロディーでもなく裏方仕事の伴奏だったりする。プロならが当たり前なのかもしれないが俺のしょぼい演奏とは明らかに違うことは痛い程わかった。と同時に基礎練習の重要性を悟った。
曲と曲の間のトークも想定外に楽しかった。選曲もいい。わかり易いクラッシックからそうでもない専門家向けクラッシックまで,ジャズに映画音楽などジャンルにとらわれないあたりにも好感を覚えた。とても楽しく有意義なコンサートだったので
今度は家族全員で楽しみたいと思ってしまった。でもスケジュールをチェックすると近所ではカルテット・スピリタスの単独コンサートは無さそう。ならば8月20日に発売されると言われるアルバムに期待だな。そして俺は朝一番! アルトサックス練習帳~で修行だな。
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