もうイタリアGP(ムジェロ)だというのにフランスGPについて書いていなかった。なんで書かなかったか?それはきっとロッシがノーポイントのレースだったからだな。ロッシにとってはやることなすこと全てダメという裏目のオンパレードというようなレースだった。そんな中メランドリの大活躍は立派だった。まさか開発の終わっているKAWASAKIが表彰台に乗るなんて思わなかった。メランドリは昨年のDUCATIの呪縛からは完全に放たれたね。
逆にヘイデンはDUCATIの呪縛にどっぷりハマっている。可哀想に。俺はムジェロのあとの居残りテストがターニングポイントだと思っている。というのは居残りテストで今は引退してしまったが昨シーズンまでスーパーバイクでチャンピオン獲りまくっていたトロイ・ベイリスがテストライダーとして参加する。そしてベイリスとヘイデンのタイム差が大きな意味を持つ。もしベイリスが速ければヘイデン解雇の危機。逆にヘイデンが速ければストーナーしか乗りこなせないGP9ということが証明されることになり開発方針の大変更を決断するかもしれない。
ヘイデンの他にも低迷しているライダーがいる。トースランドだ。TECH3の本拠地であるフランスでも目立った走りが出来なかった。昨年のフランスGPでは早くも来年の契約を行なってしまう程の勢いだったが,今年のフランスGPではそんな浮いた話はなかった。成績が安定しているエドワーズでさえ契約を獲れなかったということはTECH3も不況の煽りを受けているのかも知れない。
イタリアGPは当然ながらロッシの地元,そしてメランドリの地元。メランドリまた表彰台か?おっとドビチオーゾも居るな。こりゃ目が離せない。
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