イタリアGP雑感をスルーしてペドロサについて書きたくなった。
といっても何も振れずにいられないのでイタリアGPについてちょbitだけ語ると,ロッシはflag to flagルールに滅法弱いということがわかった。ファーステストと獲ったのはロッシなのにピットのタイミングを1周誤り結果を出せないというのは悔しいね。あとは地球温暖化の影響か?地球全体が熱帯雨林化してレースウィーク全セッションがドライで行なわれることが少なくなったと思う今日この頃。
今シーズンは4強と言われ,ロッシ,ロレンソ,ストーナー,ペドロサの4名が挙げられている。しかし俺はペドロサが心配だ。
ペドロサはシーズンオフの練習で左手と左足に怪我を負い,完治しないまま今シーズンを走り続けている。あまり無理の出来ない(=抑えの利かない)体に鞭打って出場したイタリアGPでは派手にぶっ飛びなんと大腿骨を折ってしまった。
しかし次のスペインGPは彼の母国でもあるし(スポンサーの絡みもあるだろうから)ボロボロの体にさらに鞭打って出場するに違いないと思うのだ。案の定というかスペインGPの予選中にコースアウトし転倒してしまった。本調子なら大した転倒ではないと思うのだが大腿骨をやっているだけにそのダメージは計り知れない。というか普通だったらコースアウトせずにブレーキングを済ましてハイスピードで駆け抜けていたコーナーだったのかも知れない。ペドロサが痛々しくってみてらない。そこまでして走らなくてもいいんじゃないか?と思ってしまう。
ペドロサは小柄な選手。どのくらい小さいかというと爆笑問題の田中くらい。その体で200馬力以上のバイク押さえ込んでいる。小柄な体(軽い体重)はロケットスタートとかストレートスピードでは有利に働いているようにみえる。しかしハードブレーキング時の荷重移動や暴れるマシンを押さえ込むため腕力が不足しているように思う。ペドロサのハードブレーキングはリアタイヤが浮くのが特徴だが,それは十分に荷重を後方移動できていないからじゃないかと邪推するのだ。もう少し体重があり手足が長ければ後方に重心を移動させ,リアのホップを押さえ込みリアタイヤを接地させより安定したブレーキングができると思うのだが,ペドロサはそれができないため,結果として無理な体勢でのコーナリングとなり悪循環を生み現在に至っているのではと...
スペインGPでは8番グリッドからのスタート。また得意のロケットスタートでトップグループを走ることだろう。親心としては見せ場はそこだけで,あとは無理せず完走できればOKと思う。大腿骨やっているんだからポイント獲れれば十分とさえ思う。しかし地元ホームGPだしスペイン人マタドールの血が騒ぎそんなことでは済まなくなるのだろうなぁ。嗚呼ペドロサ心配。
さすがプロですね。
彼がそんなに小柄だったとはしらなんだ。
外人なのに160ないってこと?
ちょっと好きになりました。
投稿情報: ぜ | 2009/06/14 15:29
160cmは絶対ないです。公称156cmだけどそこまでないんじゃないかという噂もありますね。
そもそも小柄なペドロサは,手足の長いロッシのようにマシンを股の間で泳がせるというようなライディングができないからとっさのときのマージンが少ないんだろうね。
投稿情報: しげっち | 2009/06/14 20:14