エネループネックウォーマー

この冬はエネループネックウォーマーを導入した。商品名にエネループとつくだけあったタダのネックウォーマーではない。エネループな充電式バッテリーがついた熱線入りのネックウォーマーなのだ。かれこれ丸一ヶ月使ってみたのでインプレしてみる。
結論：快適，暖ったけ〜。以上。というのはあまりにも短いのでもう少し書くと，ヒーターOFFの状態でもネックウォーマーとしては十分機能する。バイクに乗らないときや日中などはヒーターOFFでもバッテリーを外して利用できる。寒さのキビシい早朝や夜はバッテリー入れて使えば首回りがぬくぬくと暖かくなり快適極まりない。暖かいのでコート着なくてもいいくらいだ。バイクでの利用も同様に快適なのだが，ネックウォーマー自体が首からの冷気の進入を防いでくれるのでヒーターをONにすると保温効果も高まり首だけではなく上半身全体が暖かくなる。体が暖かいということは体が縮こまったり強張っていないことになるのでライディング中の視界も開け体に自由に動くため安全運転にもつながるのではないかと思う。ちなみにヒーターは入っているのは背面部のみの25x2.5センチの帯状なのだが効果は十分。カタログによるとバッテリー満タンで約2時間動くらしい。
エネループネックウォーマーはUSBで充電できるのでいつもパソコン背負って行動している俺にとってはとても扱いやすい。また首を暖めるという本来の使い方で以外にバッテリーはiPhoneの充電にも使えるという用途を発見し，驚きと感動を覚えた。そしてその後も重宝している。半日程度しか持たない俺のiPhoneはエネループバッテリーに繋げば充電でき復活するのだ。ハッピー。もっともバッテリーの型番はKBC-L3Aというモバイルブースターとしても販売しているシロモノなのでiPhoneの充電ができるのは想定内の利用法なのだ。実はiPhone専用にKBC-L2Aという倍の容量のエネループバッテリーも持っているがちょっとしたお出かけならばKBC-L3Aでも必要にして十分だ。逆にKBC-L2Aの使い方としてもネックウォーマーに忍ばせ長距離ツーリングでの活躍を期待できる。
エネループネックウォーマーの良くない点についても触れておこう。今のところふたつ程ある。

ひとつはネックウォーマーの内側にベルクロ（マジックテープ）があり首を密閉することができるのだが，ベルクロのオス側（尖っている方）がときどき首にチクチク擦れ不快になることがある。もうひとつはバッテリーの位置。バイクジャケットの喉元のあたりにネックウォーマーのバッテリーがあたるのだが，ジャケットのチャックを引き上げるとバッテリーの厚さが邪魔し喉がちょいと苦しくなるということがあった。まぁどちらも運用で回避できる些細なことなのだが一応報告しておく。

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