来週に控えたツールドつくば(第3回筑波山ヒルクライム大会)の感触を掴むべく予習しにいった。大会に対する意気込みとしては「完走」そして「足を着かずに登り切る」ということだ。 車を筑波総合体育館の無料駐車場に停めていざ出陣!
といっても初体験なので道もペースも不安。登り始めたら前に走っているご同輩を発見したのでちゃっかり無断で後につかせてもらう。しかしご同輩はいきなりインナーロー。俺ならここはアウターローで踏ん張れるぜ!と思いながら引っ張ってもらっていると次第に勾配がきつくなる。インナーローに落とし、ご同輩について行こうとしたらジワジワと離される。どうやらアウターローで足使い過ぎた模様。あっさり不動峠までに千切られてしまった。次なる不安は俺の自転車のギア比で頂上までたどり着けるか?という問題だ。不動峠を過ぎたら勾配は一旦緩やかになりインナーローの出番は減った。とにかく足を着かないで登り切ろうという目標をたてて息をあげながら登り続ける。風返峠を過ぎループ橋あたりからインナーローの出番。とにかく玉のような汗をかきまくって頂上到着。どうにか足を着かずに登り切ることができた。
とりあえず目的は達成したがまだ時間は十分にあるので下りながら,折角なのでもう1回登ってみようと2本目にチャレンジした。
今度は道も把握したしペースも何となく分ったので最初はセーブしながらインナーローで回転数を意識し回す。ケイデンス80rpm目標って感じ。1本目と違いサイコン眺める余裕があるのが前回との違い。とは言え心拍は180bpm付近とレッドゾーン入りっぱなし。淡々と登る予定だったが後半はへばる。インナーローで80rpmなんて夢の世界となるが1本目に比べると格段に楽に登り切ることができた。これなら本番でも完走はできそうな感触は掴めた。
下り途中の不動峠分岐にて寄り道してみようと急に思いつき知らない道へ自転車を進める。ところが思いっきり迷ってしまった。本当はつくばりんりんロードに向かう予定だったのだが方角まるで逆だった。そんなことをつゆ知らずテキトーに走っていたら県道42号に入り一向にりんりんロードにあたらずなぜか徐々に勾配がきつくなる。というか県道138号のヒルクライムコースで登った坂なんて目じゃないくらいの激坂。どのくらいキツいかと言うと,右足から漕ぎ始めて左足のビンディングをカチッととめる余裕すらない程の勾配。筑波山ヒルクライムコースでは歩かずに登れたのに県道42号はパネェ。ぶっちゃけ半分以上歩いた。クリートカバーを忍ばせといて良かったと思ったものの,嗚呼情けねぇ。登り切ったらもとい正確には自転車押し切ったらヒルクライムで通った風返峠の分岐に出たのでこれ以上は迷う事なかったが,筑波山を甘く見ていた。何度も書くが県道42号恐るべし。気をつけろ!
後で調べると茨城県道42号(笠間つくば線)は険道としてマニアに知られた名所らしい。それなら登れなかった自分を恥じる事ないかな?しかしググるとここを登り切るサイクリストもいるをこと知りやっぱり凹む。まだまだアオいな>俺。
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