ビックオフというよりもエンデューロレーサについて調べていたらBMWから今春G650という新シリーズが出ることを入手した。情報収集ついでに近所のBMWディーラにフラット行ってみた。
G650について尋ねる。店員曰く「ネットや雑誌みていただいた方が早い」とのこと。発売はGW頃らしいなどと情報収集に励んでいたら「F800S試乗されますか?」と急展開。答えは勿論YES!ということで約30分間の試乗開始
渋滞気味の街中に繰り出す。ウインカーに違和感を覚える。このバイク,ウインカーが左右に別れてついてやがる。ウインカー点滅させるのは良しとしても右側だけのキャンセルがまたやりづらい。このUIは果たして人間工学的に優れているのか?と思う次第。結局試乗終わるまで慣れなかった。これなら右手ウインカーのスーパーカブの方が実用性高いと強く感じた程だ。
ブレーキはガッツリ効く。コントロールもし易い。試乗したのはABSなしのモデルだがブレンボがデュアルプレートでついている。試乗して3分後にはジャックナイフに成功。出来もしないストッピーにも挑戦しようと思ったが自粛。ABSなモデルだとジャックナイフもストッピーも封印されてしまうならABSなしモデルの方が魅力ありと妄想。
バイクはとても軽く感じ運転はし易い。足付きもローダウン仕様ということで超余裕。街中でのUターンも楽勝。スポーツモデルなのにハンドルとガソリンタンク(正確にはガスタンクもどきで本物はシート下にある)の間に手が挟まってしまうということもない。2気筒なので渋滞中のドロドロ低速走行も結構いける。が過信してギアを上げるとノッキングする。ちなみにF800Sはチェーンドライブじゃなくてベルトドライブなのでノッキングしそうなときのチェーンから出る独特のチェーンノイズが全く聞こえなかった。
渋滞から解放され見通しの良くなった道でアクセルを気持ち良く開けてみると大した加速感も大したスピード感も感じないままスピードメータだけが信じられない値を示す。そのまま高速コーナ進入。実にスムース。何事も無く旋回完了。高速道路でBMWがカッ飛んでいる理由が少し理解できた。試乗を終え「乗り易いバイクでした」と感想を残し店を後にした。
身勝手にまとめるとF800Sは優等生バイクとは思ったが欲しいとは思わなかった。グリップヒーターに魅力を感じたがそれ以外無し。サーキット走ったら普通に速いと思ったもののそれ以上の妄想は広がらなかった。前傾姿勢が強いられるSじゃなくアップハンドルSTだともう少し好感が持てたのかもとも思う。
もしG650シリーズに試乗できたら物欲が刺激されたかもしれない。300km試乗体感プログラム予約してみようかな?
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