あっ!とおどろく放送局にて「天才ライダー・ノリックを語る」なる生番組とやっていた。企画はキャッチー。進行は行き当たりばったり。投稿メールに完全依存した形。正直MCのトークは薄っぺらで引き出し少なッ!。メールが来なければ相当つまらない番組になったと思われるが、いいメールがドッカンドッカン届く。熱いファンがいる証拠だ。鶴田竜二選手の突撃生電話もグー。ブログで読んだネタもあったがノリックの意志を継ぐという話に感動。
思わず俺もメールを打ち投函。紹介してもらえると信じ、待つこと数時間。キターッ!
しげっちと申します。41歳の親父ライダーです。季節問わず天候問わず毎日バイク乗ってます。私はデビュー当時のノリックは好きではありませんでした。ロン毛に拒否反応があったのかもしれません。モータースポーツはもっと誇り高く純粋なものと思っていたので、ノリックは確かに強かったですが、ヤンキーさながらの風貌は、二輪のイメージをより悪くしてしまうと危惧しました。
今思うとメディアに作られた虚像だったのかも知れませんが、当時は良いイメージを持っていませんでした。ノリックが好きになったのは世界GP、スーパーバイクを経て日本に戻ってからです。というか全日本になんか戻ってこないと思ってました。世界を走ったライダーがプライド捨てて全日本なんかを走るような無様な真似はしないだろうと思っていたからです。ところがノリックは全日本を走りました。ノリックを観戦しに筑波・菅生の全日本戦に行きました。世界とは異なる限られた条件の中一生懸命走るノリック姿をみて感慨を受けました。と同時にノリックは二輪モータースポーツを愛しているのだと強く感じました。MotoGPの実況解説、全日本選手権の表舞台だけではなく、地方選から茂木の世界GPの裏イベント、自身のブログなどで若手育成から献身的なモータースポーツの発展を願わんとばかりの活動をみて、さらに好きになりました。
彼こそ今後の日本いや世界のモータースポーツの発展にいなければいけない人物だと確信したのでした。
私はノリックの風貌ばかりとらわれ、本当のノリックを知らずにいた自分の器の小ささを身にしみて感じました。もうノリックはいませんが、健全たるモータースポーツの発展を願わずにいられません。またライダーイメージ向上のために私自身もグットライダーになりたいと思うのでした。
最後になりますが番組最後までがんばってください。
KYメールでなければいいが…
12月9日(日)の『ノリック メモリアルミーティング ~故 阿部典史ライダーを偲ぶ集い』(仮称)に行くかな?
最近のコメント