原作本を読んだのは20年前のことかと思うが今さらながら映画(DVD)を鑑賞した。ずっと興味はあったのだが映画を観るのは消極的だった。原作本に抱くイメージと映画とのギャップを受け入れられないかもしれないという自分の器の小ささを認識するのを恐れていたのかもしれない。
何を今さらと思われるかと思われるかも知れないが驚いたのはオンボード映像の新鮮さだ。今でさえバイクのオンボード映像を撮影するのは試練の技を思われるのに,よくまぁ撮りやがったと感慨を受けた。もちろんブレやボケはある。でも当時としては画期的な撮影技術を使ったのではないかと思われる。評価としては20年の年月が俺の器を大きくしてくれた。許容範囲というか十二分に楽しめた。すなわち
骨太の原作だからだと思うがよく脚本されたのだと思った。無駄に金の掛かった演出や不思議な編集についてはどうかと思う点を感じずにはいられなかったが当時の角川監督に楯突くモノなどいなかったと思うので致し方ないのだろう。
アマゾンで調べたら原作は全4巻あった。
汚れた英雄 第1巻 改訂版 野望篇 (1)
汚れた英雄 第2巻 改訂版 雌伏篇 (2)
汚れた英雄 第3巻 改訂版 黄金篇 (3)
汚れた英雄 第4巻 改訂版 完結篇 (4)
当時自ら買わずにゼ氏から借りて読んだことを思い出した。どうやら原作は絶版になっているようでやたら高いマーケットプライスに驚いた。これなら新品DVD買った方がお得かもしれない。
なななな!
古本残ってるかな!
初版本も持ってたのにー
投稿情報: ぜ | 2008/03/19 22:35
エッ!あの怒濤の大藪春彦コレクション無いのですか?
投稿情報: しげっち | 2008/03/19 23:57