TSUTAYAで半額キャンペーンをやっていたので予てから気になっていた湾岸ミッドナイトを借りまくってみた。おいらの湾岸ミッドナイトについての予備知識は3つだけ。作者の楠みちはるはあいつとララバイというバイクマンガ書いていたことと,主人公の乗るフェアレディーZは身をよじるように狂おしく走り悪魔のZと呼ばれるということと、主人公の声を小栗旬がやっていることだけ。マンガのあいつとララバイは学生時代リアルタイムで毎週コンビニでマガジンをチェキしていたので作者の作風は分かっているつもりだし,売れているようなので半額割引の効く8本目までを勇気を持って一気に借りてみた。
観始めて気付いた事は舞台はタイトル通りの首都高湾岸線だった。しかも超リアル。景色・湾岸線の高低差・深夜の雰囲気など細かいディテールまで良く描写されている。昔話になるが毎日湾岸線をブラックバードならぬブラックVIP(V6 3000 Turbo)で3年間走っていた頃を思い出してしまった。そういえば当時深夜にリアガラスにMidNightステッカーを貼ったナンバー911のポルシェ軍団にぶち抜かれたこともあった。
あんまりネタバレすることは書かないが最初の4枚目くらいまでは息苦しく切迫感のあるタッチでストーリーが進む。あまりの閉塞感に5分に一度くらい一気借りした事を後悔した。その後は次第に感情移入でき楽しめるようになった。初期型Zがカッコ良くみえるようになったし,人物の横顔の眉毛の描写の違和感も走りの描写(CG)がすべて忘れさせてくれた。今はとっても続きを観たい。
でも俺はバイクの方が好きだ。CG技術がもっと発達したらバリバリ伝説,あいつとララバイでもいいからリアルなバイクアニメを楽しみたいと妄想した。
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