G3ネックにしたついでにマッピを新調した。豆知識としてマッピとはマウスピースの通称だがマッピーとは言わない。
G3ネックを組み付けるためにはアルトサックスを石森管楽器に楽器を持ち込む必要があったので,ついでにマウスピース試奏し気に入ったものを入手しようと目論んだ。
狙ったマウスピースはセルマーのもの。今はジャズの定番メイヤー5MMを使っているが,ジャズだけではなくポップもクラッシックもいける万能マッピということで選んだ。店員に相談したところS80-C*,S90-180あたりアリゲでS90-170はクラシック色強いのでナサゲとアドバイスをしてくれた。用意してもらったマッピとともに試奏室に籠る。
暗譜している唯一の曲で試奏を始めると5MMと比べどちらのマッピも吹き込む息が効率よく音にかわってくれた。そしてS80よりS90の方がレスポンスもよく明るく澄んだ音色に聞こえ好感を得た。そこでターゲットをS90 180としさらに俺好みのマッピを選ぶべく次のステップへと進んだ。
ジャジャーン。S90 180を5本も用意してもらった。さすが天下の石森管楽器!太っ腹!!!
セルマー(Selmer)S90 180
再び試奏室に籠る。
正直,ヘタレな俺がマッピ選びなどできるスキルなどないと思っていた。しかし何本か吹いているうちに息の入り易いもの逆に息の入りにくいもの,良く響くものにそうでないものとマッピの個体差を実感した。さすがMADE IN おFRANCEというところか!?それぞれ2〜3回取っ替え引っ替え吹き一番よく鳴りよく響くものを選定した。5本も試奏できそのうちの一番フィーリングがいいものを購入できるというお買い得はこの上ない喜び。石森管楽器の太っ腹なサービスにいたく感慨を受けた。
セルマー(Selmer)S90 180
PS
逆に今まで使っていたメイヤー5MMは同じ石森管楽器から購入したが試奏せずに購入したのを後悔した。2年半前になる話しだが自分のヘタレ演奏を晒すのが恥ずかしかったので店員が試奏をするのを強く勧めたにもかかわらず楽器持ってきていないとか時間が無いとか遠回しに試奏を拒み入手した。メイヤーはMADE IN USA。少なくとも日本製よりは個体差があると思っていいだろう。そのメイヤー5MMは息を入れてもあまり音にならない。今までこれがメイヤー5MMのキャラクターと思っていたが,今となればハズレマッピだった気がしてならない。
失敗は成功のもと。これでひとつ人間に近づいた(意味不明)。結果オーライ。一軒落着!ということでポジティブシンキング。
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