キングオブ正月番組といったらダカールラリーと思う人は手を挙げて!はい!ハイ!は〜い!うぉ〜こんなにもダカールファンがいるとは嬉しい限り。それではトゥギャザーいたしましょう!とノッケから妄想で始まっているが,このところ毎晩のダカールラリーのダイジェストをチェックするのが楽しみになっている。
南米を走る2009年のダカールラリーは舞台をアルゼンチンからチリへと移しいよいよ後半戦となった。そしてこれから本当のダカールが始まる。と偉そうなことを書いてみたが今までだってアフリカ大陸で行なわれてきたダカールラリーを超える程の過酷な様を一視聴者として十二分に堪能しているで今までが本物のダカールではないなんてとても思えないのだが,これからさらに酷になるという。アンビリバボーでアリエナイザーでイカキンな事態に発展するのだ。
本当のダカールの真意とは
これからアタカマ砂漠での競技が始まるからだ。アタカマ砂漠はアンデス山脈と太平洋の間に位置し高地でかつ世界一降水量の少ない砂漠。未だ降水量を記録した事が無い場所さえあるという恐るべきスポット?トラップ?なのだ。
日々のデイリーダイジェストではバイク(モト部門)と日本人の活躍を楽しみに観ている。バイクはKTM勢が上位を占めている。番組を観戦していて過酷な道を走破するのだからバイクはパンクを避けるため絶対ムースタイヤを装着していると信じきっていたのだがチューブタイヤを履いている選手が多かったのに驚いた。初日Mコマ選手はチューブタイヤでパンクでタイムロスしたので翌日ムースタイヤに変更したもののその後またチューブに戻してしまった。ムースタイヤはパンクしないけど熱を持つらしくそれが逆にタイヤを痛めてしまったり走りに悪影響を及ぼすなどのデメリットがあるようだ。バイクの総合ランキングにも注目している。上位にKTM勢がひしめく中,YAMAHA 450で参戦する選手(Dフレティニェ)もいるし,KTM勢の中にもアメリカンライダー(Jストリート),地元チリのライダー(ロペス)もいる。これから何が起こるかわからないので目が離せない。
日本人の活躍にも注目だ。残念だったのは元世界GPライダーの青木琢磨選手が4輪で参戦したのに序盤でリタイヤしてしまったのが悔やまれる。三橋淳選手は突如200時間というペナレティーを食らってしまったが頑張っている。前人未到の20回連続完走を目指す菅原オヤジもあわやリタイヤと思われたが,なんらかの救済措置があったらしく100時間というペナレティーが加算されたものの戦列に復帰した。両者とも完走を目指して欲しい。菅原ムスコは大健闘している現在トラック部門総合10位。この調子で進んでもらいたい。
公式サイトを眺めるとそのアタカマ砂漠で一波乱あったようだ。今夜の放送が楽しみだ。
公式サイトには番組で取りあげられないプライベータの奮闘ぶりもしることができる。BMW G650 Xchallengeで参戦している選手(Simon Pavey)が健在なのも個人的には嬉しい。
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