密かにここ1ヶ月間,週一でボディパンプをやってきた。きっと今夜が今月最後のボディパンプになると思い新たなる挑戦に挑んでみることにした。それはボディパンプが始まり1曲目のウォームアップが終わった2曲目のスクワットで自己ベストを更新しようと思ったのだ。というのも毎週勤勉に通った成果が実ったようでスクワット時に20㎏担いでも翌日(正確には翌々日)の筋肉痛が出なくなった。筋肉痛があると「あのとき,俺,頑張った」と懐古することができるのだが筋肉痛がないと嬉しい反面なぜかもの寂しい。ということでいつもより多めのウェイトをつける事にした。
そこで最終的に選択したのは+10kgの合計30kgにした。男なら+10kgでしょうと根拠無くノリだけで決定。これがボディパンプで使用するバーベルにつけられる最大のウェイト。明日は休みだしやるっきゃない(死語)とばかりに装着した。
スクワットが始まる。やはりいつもより重量を感じる。音楽は3番まであり間奏のときにちょこっと休憩できる。1番はリズムにのって乗り切ることができた。でもシングルのときに今まで感じたことがない腰への負担があった。ちょこっと休憩し2番,急にきつくなってきた。シングルで微妙にリズムに遅れる。太腿がプルプル緊張している。頭の中が白くなる。シングルを切り抜け,やっと間奏の休憩かと思ったら,ボトムハーフが残っていた。ボトムハーフが終わり待望の休憩と思ったらさらにスーパースローがあった。内容は1番と同じはずなのに記録力も思考能力も完全に失っている。待ちに待ったちょこっと休憩のあと3番が始まる。リズム遅れているのに気付いているのに体が動かない。もう完全に限界を超えた。とにかく自分に負けまいと体を動かし続けスクワット終了。
いやぁ+10kgは辛かった。そして一気に体力消耗した。3曲目の胸の運動はいつもより汗が出るやはりスクワットで体力使い過ぎて体のリズムが狂ったことを自覚する。4曲目の背中,5曲目上腕三頭筋,6曲目上腕二頭筋まではどうにかこなし。7曲目のランヂとなる。
ランヂの出だしは足を前後に開いたストレッチから始まった。ストレッチしようとしたときにいきなり足の裏がつった。でも直ぐに直った。ラッキー。その直後にふくらはぎに違和感。ふくらはぎがつる前兆を示している。でもうまく誤摩化せるかもしれないとバーベル担いでランヂを続ける。しかしシングルにかわったときふくらはぎがつった。ボディパンプの最中にふくらはぎがつるなんてボディパンプを初めて体験してときぶりではないかと懐かしむ余裕も無く,参加者と同じリズムで運動できないと自覚し戦列を離れふくらはぎを伸ばしつるのが治まるのを待った。少し休んで落ち着いたところでバーベルを担がず戦列に復帰しでどうにかランヂを終了。こんなところにスクワットのツケとヤキがまわってくるとは思わなかった。さすが世界最強の過酷運動ランヂだな!侮れねぇ。その後は幸運にもどこもつることなく10曲まで終えることができた。
本日体験学習した教訓としては
背伸び厳禁。20㎏から一気に30㎏は無謀だった。少なくともオヤジがいい気になってやるもんではないことを身を持って学んだ。やるなら20㎏→22㎏→25㎏→30㎏というプロセスを月の単位でステップアップしないとマズかろうと思うのだった。
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