ななんと田中太一選手がオーストリアのエルベルグ鉱山で開催される超ド(M)級のエクストリームレースに出場する。レースの名前はErzberg Rodeo(エルベルグ・ロデオ)だ。6月6日開催とのこと。
オフィシャルビデオはこんな感じだ。ライダー鉱山の地の利を活かした危険極まりないコースレイアウトが特徴だ。世界中から2000名を超える腕に覚えのあるライダーが参加するのだが,たった一日のレースなのに完走率が10%に満たないというパネェ過酷さなのだ。 オフィシャルビデオではあんま過酷さが伝わってこないのでErzbergをキーワードにYouTube検索してみると,映像とともに歴史を振り返ることができる。
いまから遡ること4年前,2006年のビデオだとエクストリームという言葉もないころだったと思うが,レースはヒルクライム色が強いレースだったように思われる。ここでいうヒルクライムは鉱山のすり鉢道を横断するという意味。どことなくアメリカのパイクピークス的テイストというかパワーが勝敗を握るような印象を受ける。とはいえBMW HP2でここまでやるか?って程のシーンがあるので変態度はすでに120%だわ。
2007年のビデオを観るとヒルクライムがメインディッシュではなくもはやお通し程度(笑)。そして鉱山のすり鉢道を横断するんじゃなくて縦断することがデフォルトに。この時点で難易度はパイクピークスを超えている。よってHP2は辛いだろって感じ。エクストリームというかトライアルっぽいセクションではロングホイールベースが仇となってバイクの底を支点にヤジロベエというか通称亀の子になりそうな感じ。HP2だけじゃなく当時デビューしたてのピチピチホヤホヤなのに全然売れずにとっくに生産終了してしまったBMW G650 Xchallengeも走っとる。これみて俺もエクストリームライダーになれると思ってXchallenge乗り始めたはいいけどいまだエクストリームもヒルクライムさえもできないなんていうことには触れずスルーしてください。
昨年のEnduro Xtreme Erzberg RODEO 2009はあちらの国で注目されているらしく特番番組が組まれている。BMW乗りとしてはKTM多勢の中にG450Xが映るのがうれしかったりする(こちらも生産終了なのは公然の秘密)。で,ここ数年の間に超ド級の変態レース変貌していることを再認識するとともに,難所は修羅場いや地獄絵図と化し,完走するには超絶ライテクと人並み外れた体力とド(M)根性が必要だと思った次第。
オフィシャルビデオはこんな感じだ。ライダー鉱山の地の利を活かした危険極まりないコースレイアウトが特徴だ。世界中から2000名を超える腕に覚えのあるライダーが参加するのだが,たった一日のレースなのに完走率が10%に満たないというパネェ過酷さなのだ。 オフィシャルビデオではあんま過酷さが伝わってこないのでErzbergをキーワードにYouTube検索してみると,映像とともに歴史を振り返ることができる。
いまから遡ること4年前,2006年のビデオだとエクストリームという言葉もないころだったと思うが,レースはヒルクライム色が強いレースだったように思われる。ここでいうヒルクライムは鉱山のすり鉢道を横断するという意味。どことなくアメリカのパイクピークス的テイストというかパワーが勝敗を握るような印象を受ける。とはいえBMW HP2でここまでやるか?って程のシーンがあるので変態度はすでに120%だわ。
2007年のビデオを観るとヒルクライムがメインディッシュではなくもはやお通し程度(笑)。そして鉱山のすり鉢道を横断するんじゃなくて縦断することがデフォルトに。この時点で難易度はパイクピークスを超えている。よってHP2は辛いだろって感じ。エクストリームというかトライアルっぽいセクションではロングホイールベースが仇となってバイクの底を支点にヤジロベエというか通称亀の子になりそうな感じ。HP2だけじゃなく当時デビューしたてのピチピチホヤホヤなのに全然売れずにとっくに生産終了してしまったBMW G650 Xchallengeも走っとる。これみて俺もエクストリームライダーになれると思ってXchallenge乗り始めたはいいけどいまだエクストリームもヒルクライムさえもできないなんていうことには触れずスルーしてください。
昨年のEnduro Xtreme Erzberg RODEO 2009はあちらの国で注目されているらしく特番番組が組まれている。BMW乗りとしてはKTM多勢の中にG450Xが映るのがうれしかったりする(こちらも生産終了なのは公然の秘密)。で,ここ数年の間に超ド級の変態レース変貌していることを再認識するとともに,難所は修羅場いや地獄絵図と化し,完走するには超絶ライテクと人並み外れた体力とド(M)根性が必要だと思った次第。
長ーい前置きはこのくらいにしてこのエルベルグ・ロデオに田中太一選手が出場する。ソースはこちら。田中太一選手をご存じない方のために超簡単に紹介するとトライアルの出身ライダーで元世界ランカーでもある。そして現役バリバリのトライアル国際A級でありながら,今年からはエンデューロに本格参戦し,GはゲロのGで有名なG-IMPACTで初出場の初優勝。JNCC初戦3位。SUGO 2DAYS ENDURO IBクラス2位と着々とキャリアを築き始めている。トライアルライダー最強伝説を実証実験中なのだ。トライアルライダー最強伝説は俺が勝手に妄想していることだから話半分としても,田中太一選手はエンデューロ界で大暴れし始めている目下赤丸急上昇的存在なのだ。その田中太一選手がエルベルグ・ロデオに参戦するということは早くも結果を期待してしまう!スピードはもちろんテクニックも必要なレースなので彼のスキルを存分に発揮できるチャンスじゃないかと思う。KTMで走るとしていつもの250で走るのか?450ccか?それとも噂の2st300ccなのか?このあたりも気になるね。もしここで優秀な成績を修めることができたら,次期ISDEの日本代表候補として選ばずにはいられない存在になるだろうし,世界からダカールへのオファーがくるかもしれないね。応援したい!
ひとりのネットギャラリーとしてリクエストするならば田中太一選手にヘルメットカメラをつけて走ってもらいたい。そしてYouTubeで映像を晒して欲しい。トップライダー目線のエルベルグ・ロデオを驚愕し堪能したいなんて思ってしまう次第。とりいそぎ安心なのは
成田匠選手が参加表明していないことかな?ドMの王様,成田匠選手ならきっとあの断崖絶壁をいつものように125ccで走っちゃうからね。しかもオールクリーンでw
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