インナーパンツvsレーパン

ここ最近のチャリトレの悩みは汗疹だ。気合い入れてチャリトレしてるとオヤジ汁の分泌がお盛んになる。少しばかり自転車にも慣れてきたのもあってベダルを踏み込めるようになったのかもしれない。また猛暑が続く気温の高さの関係あるだろう。極力軽快な格好をしているのだが1時間も走ると全身から吹き出す汗でぐちゃぐちゃになる。特に腰回りは散々だ。汗対策としてパッド付きメッシュインナーパンツを履いている。元はロードレーサーの固くて小さいサドルに俺のデカイケツが食い込み痛かったので対策として激安のパット付きのインナーパンツを入手したのだが，幸いなことにメッシュ生地でそれなりに涼しかったので，当初は下着を身につけた上にインナーパンツを履いていたのを，下着履かずに直接インナーパンツを履く対策をとった。下着がない分楽にはなったがインナーパンツの上に短パンを履くので，吹き出した汗は短パンににしみ込み通気性を妨げムレて不快になり仕舞いにかぶれ痒くなるありさま。週末の練習では腰回りに汗疹が出る程だった。練習時に短パンを履かずにインナーパンツだけで走ることも一瞬考えたがメッシュ生地はそれなりに薄く，ぶっちゃけ具が透けるのよ！わかるな！？デリカシーの無いワタクシでも事と次第じゃお巡りさんのご厄介になりかねないのでインナーメッシュパンツのまま走るのは自粛せざるを得なかった次第。 ということでたどり着いたのがレーサーパンツ。通称レーパン。トレパンではないしトレパンマンでもないのでそこんとこよろしく。アマゾンで調べてみるとどれもこれも在庫が無くプライム非対応なので直ぐに使い始めたい俺は近所の大きな自転車屋へロードレーサーで向かった。
大きな自転車屋までは小一時間。案の定汗だくになる。汗を拭きながら店に入り，お買い得なXLサイズレーパンを店員に尋ねるとイタリア製の純白で半額のパンツを勧められるが半額でも2万もしやがるのでスルー。店内を探したら現品限りの特価品でアマゾンよりも安く出ているレーパン（T290-3D）を発見したので手に取る。パールイズミは想定内だったが，レーパンは吊りズボンというかタンクトップタイプは想定外。ビブショーツとも呼ぶらしい。でも安いのはこれしかないし，パンツタイプよりも腰が楽という店員の後押しもあったので即決。会計を済ませたのちレーパンに着替え店をあとにする。
家路に向かう中，猛暑にも関わらず腰回りを通り抜ける爽快な風を感じる。これがレーパンか！世界が変わるとは聞いていたが眉唾と思って俄に信じていなかった。ところがギッチョン。マジて世界が変わる！快適。カ・イ・カ・ン。猛暑によるオーバーヒートを軽減できること必至。また激安インナーパンツとは比べ物にならないパールイズミレーパンの3Dパッドのクオリティー。パッドの材質が部分部分で異なり考え抜かれた形状となっている。無論お尻のプロテクションも素晴らしい。以前より痛くなく動きやすい。
レーパンの素晴らしさは涼しさだけではない。涼しければ疲れにくいのでオヤジ汁の分泌を抑え戦闘能力を高めることが期待できる。疲れにくくなるのでスポーツドリンの浪費も軽減できそう。他にも短パン履かなくていいので洗濯物を増やさなくても良いなどエコなポイントもあるのだ。

凄く快適になってしまったのでもっと走り込みたくなってしまった。めざせ1日1ビットもとい1日百キロ！