現地での電源が心配だ。楽しいガジェットを持って行っても電源がなければただの重りにしかならない。基本,野宿というかキャンプ泊なので電源があるとは到底思えない。もし電源車が用意されたとしてもおそらくプレス優先だと思うし,あったとしても数少ない電源を使うための壮絶バトルがあるかもしれない。
そこでバッテリーをメインに電源を確保することにした。で,バッテリーと言えばエネループなので,新型のエネループモバイルブースターことKBC-L2BSを調達,既にKBC-L2AとかKBC-L3AとかもあるのでUSBへの電源出力は対応できる。これだけあれば2日くらいは各種ガジェット利用に困らないと思われる。
問題なのはこれらエネループモバイルブースターへの充電だ。あるかどうかもわからない電源車に期待していては既に負けだし,ホテル泊は初日と最終日だけなので途中でバッテリー切れたらアウトだ。つまり自力でバッテリーを充電できる仕掛けを用意する必要がある。そこで強い味方になってくれるのが現地で乗るBMW F800GSのシガーソケットだ。BMWのハイソ車種には電源出力端子を持っている。ちなみにオイラのXchallengeには無し。そのシガーソケットをUSBに変換できれば明るい未来がみえてくる!
具体的にはバイクのシガーソケットにUSB変換を差し,適当にパラってエネループを充電すれば電池切れを回避できそうだ。同時に何個のモバイルブースターを充電できるかわからないがこれでイケル!
というのが机上の空論で現実にはもうひとひねり必要だった。
F800GSのシガーもといヘラーソケットは普通のバイクのガスタンクのあたり(F800GSだとエアクリーナーボックスの上)にある。しかも充電できるのはエンジンがかかっているときのみらしい。つまり激しくライディングしている最中に変換ケーブルをブラブラしせながら充電するということになりかねない。それは本末転倒になるので避けたい。そこでディラーの協力を得てXchallengeで使っているタンクバックが乗るか確認させてもらった。結果は良好!百均ベルクロでジャストフィット!タンクバックのアフリカ行き決定!
あとは運良く電源車が使えた場合とホテルのコンセントを使う場合のために,Appleワールドトラベルアダプタキットを入手した,南アフリカの電源はイギリスと同じらしいが電源車がどうだかわからんし,どんなコンセントであっても驚かないためにも用意した。これさえあればどんなコンセントからでもUSB出力できようになるのでエネループモバイルブースターを充電できる。
ひとつ注意点としては充電できるガジェットはUSB給電に対応していないといけない罠はある。
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