ここ数年MotoGP決勝前の前夜にバイク映画を眺めている。3年前はダスト・トゥ・グローリー ,2年前はTurn 8 ラグナセカの青い空,昨年は流星伝説,そして今夜は団塊ボーイズ(WILD HOGS)を鑑賞した。
映画が封切りされたときに気になりネタにしたもののやっぱりハーレーは好きになれないという先入観だけが邪魔して観ていなかったのだが,折角のMotoGP前夜祭なので観てみた。ネタバレするので多くは語らないが,これも「7つの贈り物」や「イエスマン “YES"は人生のパスワード」同様邦題が良くないと感じた。俺が描く「団塊」というイメージはリタイヤ近いかリタイヤした世代をイメージするのだが実際に登場するのはリタイヤ世代ではなくバリバリの中年だ。残念ながらエリートでもキャリアでもナサゲなのでダメオヤジ達。ナカーマ。窓際世代というか窓際族なのかもしれないが団塊という程ではないと思うので邦題から受けるイメージに少なからずギャップを感じた。そこで俺が身勝手に邦題をつけるなら「窓際ボーイズ」だな。内容はオヤジを面白可笑しくカッコ良く描いていており何度も爆笑してしまった。ハーレー好きになったかはさておき作品を十二分に楽しむことができた。オヤジならばバイクの好き嫌いに関係なく楽しめる作品のようにも思う。
映画を見終わった今,予告を観なくて良かったと気付いた。予告無しで奇想天外なストーリーを行き当たりばったり遭遇したのより楽しめたと思ったからだ。正確には以前に観ていたのかも知れないが完全に忘れていたのかもしれない。ということで
忘れっぽい方のために予告編を貼っておく。
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