AIKAWA.JP

準備日

久々の走行に備えてXchallengeを整備。オイル交換するはずだった。しかし断念。理由は24mmのドレンボルトが回らない。以前ジャンプしまくってシコタマ地面と擦れたり削れたりしたボルトは適度に面取りされてしまっているためオイラの安物24mmメガネでは舐めてしまって回らないことが判明した。とりあえずは早めに24mmのボックスソケット調達しなければいけない。あともっと面取りしてしまうことも考えられるのでドレンボルト交換した方がよさそう。脱線するとTOURATECHによさげなドレンボルトを発見しお取り寄せしようとしたら日本の住所入れられねぇ。てやんでぃ。
面取り済みドレンボルト
せっかくドライサンプオイルタンク用ドレンボルトにジャストフィットの9mmチューブを入手したのに出番なし。
ドライサンプ側ドレンボルト
結局，オイルが減っていた分を継ぎ足してオイルに関する作業は完了。チェーンオイルを吹き。明日は泥の可能性もあるので前後フェンダー裏に泥付き防止のマッドガードスプレーも吹いた。
あと未だに解決しないクラッチのタッチを改善するべくブラケットの位置を5mm程内側に移動してみた。
クラッチ調整
あとはマップルとiPhoneに目的地をブクマするのみ。

ショートムービーHD（&fmt=22対応）

YouTubeにて&fmt=22と唱えるとHD動画をより美しく再生してくれるということなので拙作ショートムービーをデジタルリマスター（1280x720にトランスコード）してみた。

超高画質: BMW G650 Xchallenge Shortmovie

フルスクリーン再生すると超高画質になるはず。
あれ？ならない。チュ〜ヵ汚い。アップしたての場合はしばらく待ってりゃ奇麗になるのか？

クラッチ渋ッ！

Xchallengeのクラッチのタッチが気に入らない。動きが渋い上に重くコントロールし辛い。俺は軽くすぐ繋がりすぐ切れるのが好み。ところがXchallengeはまるでその逆。遊びを調整するとすぐに繋がるようにはなるのだがそれ以上の改善は見込めない。新車のときからこんな調子。どうにかならないものか？
今までオイル吹いたりグリスアップしてみたがいっとき（1時間くらい）は誤摩化せるがすぐに元の渋チンに戻る。
今度ディーラーに診てもらって直らなかったら，クラッチレバーASSY交換を依頼しようかな。保証効くのかな？しかし純正だと同じ結果っぽいので社外品に興味津々。となると

MT21→BR99

Xchallengeのタイヤがピンチなのはタイヤピンチで以前にお伝えした通りだが，やっとこ対処したのでご報告。
今回，入手したタイヤはIRC BR99だ。選考基準は公道OKで安いもの。最終的にダンロップのD908と迷ったが入手のし易さでBR99に決めた。IRC（井上タイヤ）にはブランドイメージを持っていないがBR99のBRがBattle Rallyの略と知り興味が湧いたのもちょbit理由あり〼。

IRC BR99 フロント90/90-21 リア140/80-18
強化チューブフロント90/90-21リア140/80-18

以前，強化チューブの入手に難儀したので今回はタイヤと一緒に強化チューブもあわせて入手した。部材が揃ったところでケチケチ親父はいつものように自力でタイヤ交換開始！いつものように我が家に常設のクイックスタンド（？）にXchallengeをのせる。
作業開始
最近になってテコの原理を応用すれば馬鹿力出さなくても比較的簡単にのせられることがわかった。まずは後輪から。

タイヤピンチ

先日タイヤの山が減ってきたのでそろそろタイヤの換え頃と書いた（ソース）。しかしケチケチ親父の本心を言えばもう少し履き潰してからと思っていたがそんな暢気な事も言ってられない理由を見つけてしまった。
小ピンチ
信濃路を往復してきてから改めてタイヤの状態をチェックしたみたのだが，多少のブロックの欠けやちょっとしたヒビをみつけこの程度は許容範囲の想定内と思いながら全体をくまなく見渡したら

140/80-18

そろそろXchallengeのタイヤが減ってきたので次のタイヤを考えていたのだがNAPSのセールが9月15日までで気付くと終了ーしてた。今回のセールはピレリ・メッツラーは通常販売価格からさらに15%OFFになる。NAPSは通常でも3割程度の割引しているのでセール期間は半値くらいでタイヤが買えるというまたとないチャンスなのだ。正確には「またとないチャンス」というのはウソでNAPSはブリヂストンとピレリ・メッツラーの特売を半年毎に交互に行なっているような気がする。よって「また」はある。ちなみに今まで件のセール期間にブリヂストンED660やピレリMT21を買った。
でもこの場に及んでピレリ・メッツラーを買うのは悔しいし半年後のブリヂストンのセールまで待つ事もできない。
Xchallengeのタイヤはフロント90/90-21，リア140/80-18。フロントは一般的なサイズなのでタイヤ選びに困る事は無いが，リアが結構太めなので選択肢が縛られる。しかもピレリ（PIRELLI），メッツラー（METZELER），ブリヂストン（BRIDGESTONE）を除くお手頃価格なタイヤとなると2〜3種類しか思いつかない。

信濃路復路

信州松代からの復路は寄り道せずに真っすぐ帰る事にした。ガソリン満タンにし空気圧もチェック。
復路出発
往路の反省点を踏まえて安全かつできるだけ距離優先な条件でルートを脳内ナビで調べ東へ進む。
山へ
先には山が見える。そして
東豊林道
往路のときもそうだったが少しガレているが安全なルート。でも復路は往路の時より走り易い。なぜなら復路は登りだからだ。何にもしなくてもリアにトラクションがかかるから楽。分岐を超え御林林道に入ると勾配はゆるやかになりフラットで走り易い路面にかわる。

一気に御林林道を走り抜けたら汗だく。近くの地蔵峠の見晴し台に寄り，出発前に地元スーパーで買ったスポーツドリンクと半額パンを頬張る。
信州松代を一望見晴し台
軽くワインディングしている県道35号を滑り降り菅の沢林道に入る。
菅の沢林道
菅の沢林道は3ヶ月前のGSチャレンジでも走った林道なので覚えている。しかし路面は前回よりもガレているのに驚いた。轍に水が流れた跡がくっきり残り場所によってはかなりえぐられていた。長雨の影響だろうか？ゲリラ豪雨だろうか？でも登り勾配がキツくなり始めた頃からガレはなくなり以前のように走り易くなった。
走り易いあたり
菅の沢林道を抜けたら迷わず左折。1年前，右折しその先の日陰の苔むした舗装路ですっ転んだトラウマがあるからだ。作戦成功，GSチャレンジのときに完全に見落としていた美しい景色までも堪能することができた。
大松山菅平菅平ダム
その後県道34→R144→県道235→R146を使って軽井沢を目指す。R146は軽井沢が近くなると強烈な下り勾配のワインディングロードとなる。路面は整備されているのだが時折バンピーにもなる。下りなのでコーナー手前のブレーキングではフロントタイヤへの負担が増す。しかもブレーキングする地点がバンピーになっていたりするとフロントタイヤがグリップを失いあわやというところでフロントサスの懐の深さに助けられるということも考えられるので気をつけて下る。
間もなく下り右に浅間山
軽井沢についたら重要なミッションを遂行する。
沢屋
沢屋に寄り家へのお土産に旬のジャムを買い込む。ネットでは売り切れ続出の旬のジャムが店頭では難無く買えた。
プルーンパイナップルブルーベリー巨峰白桃
これさえあればオイラの失敗パンも激ウマになるに違いない。バイクで運ぶと伝え瓶が割れないようにエアパッキンで包んでもらい。自宅へ向けてバイク便リスタート。
碓氷峠ダウンヒル
気を引き締め碓氷峠ダウンヒル。

信濃路往路ムービー

信濃路往路をダイジェストムービー（1分）でご紹介。

信濃路往路

一年振りの信濃路。高速に乗って埼玉県をスキップ。いつもの利用する横川SAじゃなくその手前の甘楽PAで休憩。今後に備えて冷たいスポーツドリンクをバックパックに装填。
甘楽PA
今回の旅装のポイントはヘルメット。ゴーグルじゃなくてシールドにしてみた。しかも二重シールド（正確にはピンロック用シールド＋ピンロックシート）で曇らないものにしてみた。これならば雨でも快適だし激しく走って頭に熱気がたち込めても曇らないと思われる。地味に空気圧を2.0にしているのもポイント。
ツーリング仕様ピンロックシールド
高速を松井田妙義で下りR18を軽井沢方面に向けて進む。おぎのやに寄り釜飯を食らってみた。以前家へのお土産で釜飯を買っていったことがあったが器の置き場所に困ると顰蹙をかったことがあるのでその場で器は容器置場に片付けた。ちなみに高価そうな器を返してもお金は返って来なかった。
荻野屋釜飯
釜飯は出来たてというよりは包みたてだったようで案外美味しかった。体にも栄養を補給したから今度は心に栄養を補給しに行こう！山が呼んでるぜ！
妙義湖妙義荒船林道
颯爽と国道とおさらばし支線へと向かう。静かな妙義湖，美しい。そして妙義荒船林道のはじまりはじまり〜
多少ガレているが車も通るようで路面は締まっている。でも先月までの長雨の影響かぬかるんだ水たまりが時々ある。空気圧が2.0と高いのでコーナリング中にフロントが落ち着かないのは想定内ということで危なげなく進む事ができた。
ふたつめトンネル
ふたつめをすぎトンネルを抜けると路面状況は悪化する。車が入らないためか膝の高さの程のブッシュで轍が1本しか無い感じ。道が半分崩れていたり倒木などがあるので気をつけよけながら進む。
看板発見看板アップ
途中看板（標識？）を発見！よく見ると青いスプレーで塗りつぶしてある。塗りつぶしてあるということは通れないということなのか？深く考えずとにかく下に書かれている文字を読み取ると自分は正しく進むべき軽井沢方向に進んでいる事を確認し安心する。
みっつめ
みっつめを過ぎるとさらに道は険しくなる。腰あたりまで育ったブッシュに木々の枝が道を覆いヘルメットにカッチンカッチンとあたりまくる。落石と思われる岩が増えより大きくなった気がする。しかもその岩がブッシュの中に隠れていたりする。このような道を酷道と呼ぶのか？などと自問自答しながら進む。
ヒットスタック
「カツーン」とバイクから何かにあたった軽い音がした。気にせず進んだところで倒木が道を大きく塞いでいる。倒木を乗り越えようとアタックしたらスタックしてしまった。「まいったなぁ」と思い足元を確認するとチェンジベダルが曲がっている。「そうか！あの時ヒットはここ（チャンジベダル）だったのかぁと気付いた。でもそんなことよりスタックから復旧する事が重要。汗をかきながらバイクを後退させ復旧させた。写真では簡単そうに見えるが足場も悪くむちゃむちゃ汗をかいた。でもこの場でメガネもシールドも曇らなずに作業に集中できたのはピンロックシールドの威力だと実体験する。息を整えドリンクを口に含みながら倒木セクションを今一度確認すると右側（根元付近）は思いっきりトラップと化しているが左側はさほどムズくないことが分かったので左側から可憐にクリア。そして進む。するとさらに大掛かりなトラップ出現。
下見驚愕躊躇
こいつは手強いと思ったのもつかの間，下見をしてみるとあまりにも過酷な状態。絶対クリアは狙えない。というギャクなんか言ってられない状況。重たいXchallengeはちょっとした倒木でも汗だくになる程なのだからここは今までで一番の汗だくポイントになることは必至。しかもお一人様ツーリング。またこの先にもトラップがある可能性がある。というか事前調査ではあることが分かっているのでここは無理せず撤退するのが身のためだと判断し，ギブアップ宣言しUターンを決意。ちなみにこの地点で妙義荒船林道にはいってから7キロ程しか進んでいない。
Uターンし今まで通ってきた道を折り返す。道の険しさを再認識しながら進む。倒木スタックポイントでまたも難儀してしまった。ラインを確認せずアタックしたら転んでしまった。なさけなぁ。今日はモトパンはいたフル装備ではなくジャケットとパンツというツーリングスタイルなのになぁ。今頃になって軽装で来るべき道ではなかったことに後悔する。
スタック本日2回目
Uターン後，曲がったチェンジベダルの状態が気になってきた。ギアが1速固定なのだ。というのはシフトアップしても曲がったチェンジベダルがクランクケースに干渉し2速のあがらないのだ。道の開けたところでバイクをとめ曲がったチェンジベダルの状況を確認。曲がったベダルとクランクケースの間にまわりにあった太めの枝を突っ込みテコの原理で元に戻す。
注目！
するとどうでしょう。

ファンライド

本日の天気予報は曇りそしてさほど暑くないらしいということはバイク日和ですか？（Y/y）とポジティブシンキング。久々のウエストポイントへ自走する。平日なのでクラブハウスにて申し込みを済ませコースに着いたら保安部品を外す。Xchallengeはテールランプ一式を外せるので少し身軽になってコースを走ることができる。しかも数少ない車載工具の5mmヘキサだけで脱着できるいうことは嬉しい。今年の始めにウエストポイントを走ったときにもテールランプ一式を外したので簡単に外せるはずと安易に作業にかかったらボルト4本抜いたのにテールランプ一式が外れない。どうしたものかと悩む事3分。シート下のワイヤロックを引くのを忘れていた。
テールランプ一式を外すときは忘れずに
ヘッドランプ一式ももしかしたらサックリ外せるのかもしれないが今回もスルー。でもビニールテープで念のための飛散防止措置を施した。空気圧は前後ともに0.8まで下げた。
念のため飛散防止措置
しかし思った以上に暑く自宅からスポーツドリンクをつめた水筒を2本持ってきたのだが，走り始める前なのに1本飲み干しそうな勢い。見上げれば雲一つない快晴！天気予報の嘘つき！まぁいっか，気をつけて走ろう！
まずはゆっくり走ってコースのコンディションを把握する。先週まで大雨の影響でコースの所々に水たまりというか泥だまりになっている。ほとんどのジャンプの着地地点は泥池となっている。深くはないが気を抜けない場所がだらけ。オフロードコースBの一番の難所は普段ならば一番スピードの乗るストレート部分。そこに怪しい轍が手ぐすね引いて待っているという死チュエーション。
本日一番の難所
オフロードコースAの方もざっと走ってみたがAの方がゲロ度数高く荒れていたのでオフロードコースBのみをアタックする事にした。今年始めに走った時，思いっきりジャンプしたら思いっきりぶっ飛んで数ヶ月体が痛かったというトラウマがあるので全開走行は避けた。というかジャンプの着地点がゲロだったりコーナーもライン1本しかなかったりするので全開というよりはスムースに走るということに専念した。と気取ったことを書くが終始正味2速固定でしか走れなかったという情けなさいライディングだった。
泥泥泥
1本目走り終えバイクをみると想像以上に泥が付いている。コースは泥を避けて通れないので走れば走る程泥がついてしまうという状況なのだろう。こういう日はライテクが付くんだと自己暗示をかけ走行再開。しばらく走っていると集中力が切れるのか？急にリズムがとれなくなり泥池で振られたり転倒しかかったりするのでその都度休憩を取り喉を潤すということを繰り返した。相変わらず2速固定のままだが次第に調子がでていた。と自意識過剰になると例の難所で失速→エンストという洗礼を受ける。そんなこんなの繰り返しでバンクをうまく利用しながら極力クラッチを使わず2速固定で走るのが楽で速いなどと我流最速理論を確立したところで走行終了。実走行距離約40㎞。
ファンライド終了
今回は運良く転倒は免れた。まじラッキー。もう1本走りたい気持ちもあるが腹八分目でやめておこう。
洗車機を使いこびりついた泥と格闘しながら削ぎ落とし保安部品を装着し空気圧前後1.5まで入れ家路についた。
洗車完了保安部品装着完了