年期の入った自転車(正確には軽快車,通称ママチャリ)の後輪(リアタイヤ)がパンクしたのでチューブとタイヤの両方を交換することにした。あらかじめタイヤとチューブとリムバンドを用意する。自力で作業するので工具は必須。結論からいうと8mm,10mm,15mmとプラスドライバが必要だった。おっと自転車用タイヤレバーもあったほうがいいだろう。当然ながら空気入れも。さらにはCRC 5-56等の潤滑剤もあると便利。
まず最初にやるべきことは現状確認。特に後輪のアクスルナットに何がどんな順番に挟まっているかを確認する。というのは以前に後輪のタイヤ交換をしたときに適当に組み直したらしっくりはまらず何度もやり直した苦い経験があるからだ。一番内側からセンタースタンド,泥よけ,荷台という順番で組み込まれていることを記憶し作業にあたる。
現状確認
続いて15mmのメガネで後輪のアクスルナットをゆるめる。自慢だがオイラの15mmは世界の一級品KTC製だ!ボロ自転車もKTCで弄られさぞ満足だろう。
後輪ナットを15mmで緩める
チェーンカバーを外す際にプラスドライバーでは堅くうまく回らなかったのでCRCを一拭きしたところ,スムースに回るようになった。
チェーンカバーを外す
チェーンカバーを外したら,チェーンを後輪スプロケットから外す準備としてチェーンを緩めガイドを外す。10mm
チェーンを緩めガイドを外す
反対側のブレーキの留め具も外す。8mm
後輪ブレーキの留め具を外す
いよいよ後輪がフリーとなったのでチェーンを外し後輪を外そうとする。
後輪抜くぞ!
知恵の輪が苦手な俺には後輪を抜くことは無理なのか1分くらい悩む。そういえば前にタイヤ交換した時も難儀した。どうして後輪を外す作業はこんなに手間がかかるのだろうと悩んでいたときにひらめいた!
ひらめいた!
ペダル側のスプロケからチェーンを外して後輪のチェーンにゆとりを作ってやれば旨くいくのではないか!?錆び付いたプラスネジにCRCを吹き付け外す。
ペダル側チェーンを外す
ペダル側チェーンを外したところ
ベダル側チェーンを外すと後側にゆとりが生まれた
ベダル側チェーンを外すと後側スプロケに余長ができ,なんの苦もなく後輪を外すことができた。
こっからは超楽勝。パンクしたボロ自転車のボロタイヤはタイヤレバーなしの腕力で外せた。リムバンド,チューブ,タイヤを新調しリムに組むのも超余裕。チューブには少し空気を入れておくとタイヤにビートをしまうのが楽だと思われる。バイクのタイヤ交換と比べると超簡単なので今回は自転車用タイヤレバーを一回も使わずに力任せだけで作業完了。タイヤレバーでチューブを噛むこともないので組み付け時のパンクの恐れも一切なし。空気入れても問題なし。
最後にいままでタイヤを外すまでの行程を逆順に行ない作業終了。
できあがり?
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